【まっすぐ/私立恵比寿中学】胸キュン歌詞の意味を徹底解釈！恋するまっすぐな想いが込められている！

「テイラー」とは、テイラースウィフトのことでしょうか。

カントリーからポップスと幅広い楽曲で支持を集めているテイラースウィフト。

一方で「恋多き女性」という評判もあります。

もちろん、相手は純粋に楽曲が好きで聴いているのだと思いますが、示唆的な部分です。

そして、その相手にあわせている主人公の中にはもう一人の自分がいます。

自分自身と相手の関係を俯瞰で見ているのです。

主人公は、自分の意志で相手にあわせている、なぜならもう好きになってしまったから。

ただ、その想いがぐらつかないか、少し心配に思っている様子が「吊り革」に象徴されています。

相手と歩調を合わせて成長していきたいと考えている主人公。

相手との一つ一つの経験を大切にしようという、強い意志を感じます。

そして、相手にすべてをささげたい、永遠の愛を誓います。

「ずっと、寄り添っていたい」そういう形の愛なのです。

内容そのものとは少しずれるのですが、この部分だけ韻を踏んでいるのが興味深いです。

韻を踏んでいることで、偶然が重なっていることを強調しているとも読めます。

その"奇跡"がほんのわずかである、ということをさらに強調しているのが「刹那」という言葉です。

多くの場合、ここは「瞬間」という言葉を使います。ちなみに瞬間は「瞬きする時間」という意味。

「刹那」はもともと仏教用語でとても短い時間を意味します。

具体的な長さについては諸説ありますが、時間の最小単位とされているのが「刹那」です。

瞬間よりもさらに短い、ごくわずかな時間に、照らし出された人生の意味。

人生の意味とは、まさに相手との出会いであり、相手との交際にあると、主人公は気づいたのです。

1番のサビとほぼ同じですが一行だけ2番のサビに近い意味の歌詞に差し替えられています。

1番は主人公の心の中にある動機を歌っていましたが、2番はより具体的な宣言なのです。

具体的なこととは、愛することを意味する行動のことです。

繰り返しになりますが、相手に寄り添うこと、相手を想ってやること、それが愛すること。

最後のフレーズが主人公の使命を端的に示しています。

最初から最後まで、ストレート！

まさに「まっすぐ」な想いが描かれている歌詞でした。