aikoの記念すべきセカンドシングル
1999年にリリースされた「ナキ・ムシ」
「ナキ・ムシ」は1999年にリリースされました。
aikoが1998年、メジャーデビューをしてから約1年後の出来事です。
この曲はセカンドシングルとして発売され、瞬く間に人気になりました。
aikoならではの恋する繊細な気持ちの描写が、多くの共感を呼んだのです。
そんなメジャーデビュー当初から今まで全くスタイルがぶれないaiko。
aikoならではの切ない恋愛描写にキュン
「ナキ・ムシ」は恋愛ならではの苦しい感情が巧みに描かれています。
特にこの曲は、よりリアルな表現で多くの方が共感できる歌詞となっています。
また、面白いのは女性だけでなく男性にも共感できる内容だという点です。
「ナキ・ムシ」は恋に不安や苦しさを覚えている全ての人に聴いていただきたい恋愛ソング。
恋する人の背中をそっとおしてくれる、そんな曲だといえます。
「ナキ・ムシ」はどんな歌?
主人公は片想いの女の子
「ナキ・ムシ」は一体どんな曲なのでしょうか。
簡単に概要を説明すると、片想い中の女の子が主人公となった恋愛ソングです。
好きな人に対する想いを悶々と胸の内に秘めた女の子。
そんな主人公にスポットライトを当てた曲となっています。
そんな最中で女の子が何を思い、どんな行動に出るのか、という点が一番の見どころといえます。
ちなみにこの曲の舞台はどこかの部屋。
それはこの歌詞に表されています。
この部屋で5分の出来事
白い影が消えては映す
ガラスの赤い光
出典: ナキ・ムシ/作詞:aiko 作曲:aiko
どちらかの家でしょうか、はたまた学校の教室といった場所なのでしょうか。
それは定かではありませんが、つまり気になっている相手と部屋に2人きり。
とてもドキドキするシチュエーションです。
気になる彼に想いを伝えたい
主人公は彼に強い好意を寄せています。
それはこの歌詞からもひしひしと感じ取れますね。
溢れる思いは隠せずままに
手に触れる勇気があれば
少し近くにゆきたい
出典: ナキ・ムシ/作詞:aiko 作曲:aiko
溢れるほどに彼への愛情を持っている主人公。
ですが2人はまだ恋人未満の関係なのでしょう。
近くに行きたいという思いはあるものの、彼に一歩踏み込む勇気がない。
そんな状況のようです。
想像するとキュンとしてしまう一幕ですね。
泣き虫な主人公
恋には臆病
「ナキ・ムシ」というタイトルにもあるように、主人公は臆病な性格のようです。
どちらかというと大人しいタイプでしょうか。
それはこの歌詞からも見て取れます。