悲痛な想いが悲しく響く1曲「さえずり」
今やネット音楽界で引っ張りだこの「何でも屋」ことまふまふ。
数々の楽曲提供で名を馳せる彼ですが、今回紹介するのは彼自身が歌う1曲「さえずり」。
この曲は2016年3月4日にニコニコ動画に投稿された楽曲です。
そしてまふまふが所属する「After the Rain」の1stアルバム「クロクレストストーリー」にも収録されています。
アルバムの内容は16曲にも渡る大作。
ユニットのアルバムですが、「さえずり」は作詞作曲も歌も全てまふまふ1人によるもの。
なんとも切ない想いが込められたこの1曲。
ただメロディや歌詞が切ないだけではなく、何か特別なものを感じます。
ここからその魅力に迫っていきましょう。
「After the Rain」って?
After the Rainはまふまふと、同じくネット音楽界で絶大な人気を誇るクリエイター、そらるによるユニットです。
まふまふとそらるはその人気もさることながら、作詞作曲から歌に音響関係までマルチな才能を発揮する2人。
そんな2人がタッグを組んでしまったら、その可能性はどれだけ広がることでしょう!
まさに今盛り上がって来ているネット音楽界を思うと、目が離せないユニットです。
アルバム「クロクレストストーリー」も是非チェックしてみてくださいね。
「さえずり」はこんな曲!
ギターのアルペジオに高音のハーモニクスを乗せたイントロはなんとも儚げ。
所々聴き手の感情を揺さぶる仕掛けが施されたコード進行は流石まふまふといった印象です。
サビでは切ないメロディが優しく歌い上げられ、涙を誘います。
ここに注目!
この曲を聴くにあたって注目していただきたいポイントが2つあります!
- 静と動を湛えるAメロ、Bメロ
- 終盤の悲痛な叫び
まずはメロ部分ですが、AメロもBメロも入りはささやくようにそっと始まります。
そして後半からバンドが息づいていき、曲が動き出すんです。
この繰り返しが静と動を感じさせ、楽曲に生命感を与えています。
そして聴けば誰しも耳を奪われるのが、終盤での悲痛な叫び。
まふまふの柔らかい声だからこそ、張り上げる様子に胸が締め付けられる思いがします。
以上が筆者なりの注目ポイントです。
是非参考にしてみてください!
美しいMVを紹介
いかがでしょうか。
MVで描かれていたのは、淡い色調の中で繰り広げられる小鳥と男性の物語でした。
涙を流す男性の姿が切なく、聴き手の涙腺にも訴えかけますね。
イラストは誰が描いたの?
MVの美しいイラスト。
「一体誰が描いたんだろう?」と思った方もおられるのではないでしょうか。
このMVのイラストを手掛けたのは「さいね」という人。
VOCALOIDの楽曲を中心にイラストを提供している、ニコニコ動画界隈では名の知れた方のようです。
まふまふはVOCALOIDでの楽曲制作もしているので、繋がりがあったのでしょう。
他にも動画投稿の作品を見ていればお目に掛かれそうですね。
pixivのプロフィールページのリンクも載せておきます。気になった方は是非!
pixiv