aiko【染まる夢】歌詞の意味を徹底解釈！太陽を見られないのはなぜ？罪悪感を抱いた真意を読み解く！

そして、ここでは彼の指先に注目しています。

彼の指が自分のものになることを期待しているのでしょうか。

もしくは彼の指先を見て、彼が手を繋いでくれることを想像しているのかもしれません。

2行目の言葉は、手を繋いでこの場所から連れ出してほしい。

そんな想いがここに表れています。

2行目の「本気」という言葉からは、自分と彼の関係が「遊び」では嫌だという意思表示でしょう。

主人公は、彼と本気で恋に落ちたいと思っているようです。

好きな気持ちを隠しきれていなかった彼女。

ずっと前から彼のことを気になっていたけれど、自分の気持ちを誤魔化してきていました。

今まで自制していたのは、彼に相手がいたからなのでしょう。

彼も他に付き合っている人がいながら、主人公のことを気になり始めていたのかもしれません。

それがここにきて、その恋が実ろうとしているのでしょう。

夢の中で彼に会うことをここでは受け入れ始めています。

今までは彼を望みながらも、どうにか受け入れないようにしていた主人公。

彼には相手がいると知りながらも、それでも許されない恋を成就させることにした彼女。

自分の気持ちに逆らうのを辞め、彼と共に過ごす時間を受け入れようとしているのでしょう。

今まで隠していた気持ちが段々と表出してきているような印象を受けます。

「染まる夢」、歌詞はこれがラストの2行です。

1行目に表れているのは、彼のことが好きでたまらないというような様子の彼女の気持ち。

他の誰かじゃダメなんだということを彼女は自覚したようです。

そして、2行目には彼女が彼のことを1番よく知っているという気持ちを表しているのではないでしょうか。

彼の恋人であった人物よりも自分の方が彼のことを幸せにできるのに。

ずっとそんなことを思っていたのかもしれません。

だからこそ、彼女にとっては彼のことがずっと忘れられなかった。

楽曲の冒頭ではどこか自制的だった彼女も、彼を好きという気持ちに向き合った結果。

たどり着いた先は、彼に自分の想いを正直に届けるという結末でした。

2人は、周りに何か言われようと、強い絆で結びついているのでしょう。

略奪愛ともいえる恋愛の形。

「染まる夢」は恋愛ソングの女王といっても過言ではない、aikoならではの恋愛ソングです。

今回はaikoの「染まる夢」の歌詞の意味を徹底解釈してきました。

その楽曲に込められた恋愛のストーリーについて、この記事を通して理解を深めていただけたら嬉しいです。

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