新作「ヴィーナス」をリリース
ROCK IN JAPAN FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVALなどの著名な夏フェスにも出演し、今急成長中の注目株「SIX LOUNGE」。
2018年4月にミニアルバム「夢うつつ」でメジャーデビューしたのも最近のこと。
来る10月17日には早くも新作ミニアルバム「ヴィーナス」がリリースされます。
収録曲は全6曲
曲目リストは以下の通り。
- CD 収録内容-
1. MARIA
2. MIDNIGHT RADIO
3. 青に捧ぐ
4. ピアシング
5. ラストシーン
6. 憂鬱なブルー
出典: ヴィーナス/SIX LOUNGE
先日MVが公開となった「ピアシング」も53秒というバンド初の短さで絶大なインパクトを与えていました。
そして今回紹介するのは「ラストシーン」という楽曲。
MVはショートバージョンのみの公開となっていますが、すでに良曲の匂いがプンプンします。
何より目を引くのはその男らしいバンド像。
楽曲から、映像から一本筋の通った様子を垣間見せる彼らは、これからのロックシーンの立役者となることを予感させますよ。
驚くべき制作ペース
ライブスケジュールも多忙を極める中、シングルならともかく、この短いスパンでのミニアルバムのリリースには驚かされますね。
どうやら当の本人たちでもそのペースは早いと思っているとのこと。
しかも今の段階で、もう次作に向けての曲作りまで始めているといいます。
これはまさにランナーズハイ。覚醒といった感じですね。
メジャーに舞台が変わったことで、何か彼らを突き動かしているものがあるのでしょうか。
シンプルに魅せるMV
MVの監督はフカツマサカズ氏。
SHISHAMOや[ALEXANDROS]など、今の邦楽ロックを担うバンドの作品を次々に制作する売れっ子映像作家です。
「ラストシーン」のMVも氏によって、バンドの素のままの魅力が引き出された映像となっていますよ。
熱の伝わるライブパフォーマンス
楽曲を考察
ロックに歪んだギターとベースに、突き抜けるような力強さを持ったドラム。
SIX LOUNGEを彩るサウンドは実にストレートで男らしいもの。
近年の邦楽ロックはどちらかと言えば込み入ったアレンジの楽曲が多く、こういったバンドは珍しいのではないでしょうか。
というのも、今は音楽もYoutubeやSpotifyなどのストリーミングが主流。
気軽に視聴出来る反面、聴き流される側面が強くなっていることも否めません。
昔から変わらないことではありますが、現代ではこういう背景から特に第一印象のイメージが大事なのです。
奇をてらったアレンジでインパクトを残そうとするバンドが増えているのも、このことからではないでしょうか。