After my blood turns into alcohol
No, I just wanna hold ya
(僕の血がアルコールに変わったあと)
(別に、ただ君を抱きしめたいだけなんだ)
出典: Give Me Love/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
血がアルコールに変わってしまうというのは、酔っているということでしょう。
酔った勢いならどうにかなると思っていたのかもしれません。
そのような意味を1行目から読み取ることができます。
2行目から感じ取れることは、僕の溢れた願望。
別に、ただ君を抱きしめたいだけだよ。
ただそれだけのことのように思えるけれど、僕にとっては切実な願いなのです。
しかしそれは許されないから、やましい気持ちを隠すように「別に」という言葉を使います。
ぶっきらぼうに言っているようにも感じますが、本当は「心から願っていること」なのです。
君からの愛が欲しい
時間を少しちょうだい
Give a little time to me or burn this out
(少し時間をちょうだい、それが無理なら燃やしてよ)
出典: Give Me Love/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
「燃やす」とは、僕の気持ちことです。
もう少しの猶予を与えてくれないなら、この気持ちを燃やし尽くして。
僕にはできないから、誰かこの気持ちを燃やして灰にしてよ。
この場面で伝えたいことは、このような内容です。
しかし僕は、時間を貰ってどうするつもりなのでしょうか。
彼女からしてみれば「なんで?」となるような提案です。
君を忘れる術を考えるのか、それとも君を探す術を考える時間なのか。
その答えは続きの歌詞にありました。
この状況を変えたい
We’ll play hide and seek to turn this around
(かくれんぼをしよう、この状況を変えよう)
出典: Give Me Love/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
上記「時間を少しちょうだい」にあった疑問。
その答えは後者の「君を探す術」のための時間でした。
なぜなら、今の状況を変えたいと望んでいることがこの場面で発覚したからです。
「かくれんぼ」とは、僕が君を追いかけている状況を意味しています。
しかし僕はこの状況を変えたいと思っているのです。
そのため、やはり現彼女ではなく元彼女を求めているということがわかります。
君の唇が欲しい
All I want is the taste that your lips allow
My, my, my, my, oh give me love
(僕が心から欲しいのは、君からのキス)
(僕を愛してよ)
出典: Give Me Love/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
この場面では、僕が心から望んでいることがわかります。
1行目にある「君からのキス」とは、僕を愛して欲しいという願望の表れです。
僕からするのではなく、あくまでも君からを望んでいるのでしょう。
僕は君を愛しているからいくらでもできる。
しかし今の君の気持ちはわからないから、愛を示して欲しいと考えたのです。
だからこそ2行目の歌詞で「僕 僕 僕 僕 僕を愛してよ」と何度も繰り返されたのでしょう。
それほど望んでいて、君のことしか考えられなくなるほど僕の心は君で埋め尽くされているのです。
もっと愛が欲しい
これまでにないような
Give me love like never before
(これまで味わったことのないような愛をちょうだい)
出典: Give Me Love/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
このシーンは未来(これから)の話です。
以前付き合っていた頃よりも、もっと深く愛して欲しい。
それくらい君からの愛を求めてしまっているのでしょう。
今付き合っている彼女のことはまるで眼中にないと思わせるほど、君しか見えていません。
忘れようと思っていたことなど、覚えていないようです。
しかし、それほど君が忘れられないのでしょう。