アルバム「5296」に収録されているバラード曲
コブクロ 2007年12月19日にリリースしたアルバム「5296」。
本記事では、このアルバムに収録されている「WHITE DAYS」という曲について詳しく解説していきます。
「WHITE DAYS」が初めて人前で披露されたのは、2007年に行われた「5296」のツアーです。
シンプルで覚えやすいメロディや、ピアノがメインになっている美しいバックサウンドが印象的な曲になっています。
また、コブクロ2人の優しくも力強い歌声は必聴です。
映画「銀色のシーズン」の主題歌に大抜擢!
「WHITE DAYS」は、映画「銀色のシーズン」の主題歌にも起用されています。
「雪山の何でも屋」をやっている男3人組のもとに、一人の女性がやってくる所から始まるこの映画。
まさに、曲名にもある通り、真っ白(WHITE)な雪山が舞台になっています。
また、主人公とヒロインの恋物語も見どころのひとつ。
なので、恋や愛をほのめかしている「WHITE DAYS」の歌詞にぴったりといえるでしょう。
「WHITE DAYS」という曲の世界観をより深く感じることができる映画になっています。
気になる方はぜひ映画もチェックしてみてください。
「僕」が連れていきたい場所とは?歌詞の意味を徹底解説!
「WHITE DAYS」の歌詞は、愛や幸せを歌う平和的な内容となっています。
大事な人のことを思いながらこの曲を聴けば、きっと温かい気持ちになれますよ♪
ということで、さっそく「WHITE DAYS」の歌詞について、詳しく見ていきましょう。
1番の歌詞
主人公にとって「君」はどんな存在?
永い一瞬の人生に どれだけの拍手が送れるかな
一人で歩いた道なんて どこにも無いんだって
君を見てると そう思うよ
出典: WHITE DAYS/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
冒頭から「永い一瞬の人生」というユニークな言葉が登場していますね。
人生は長いようで、実はあっという間。
そんなニュアンスが込められているように感じられます。
そして「拍手」とは、自分が頑張ったことや、良い行いのことを指しているのでしょう。
この歌詞の主人公は、過去を振り返って「君」という存在の大きさを実感しています。
一人ぼっちで生きてきたわけではなく、どんな時も「君」が支えてくれていた。
だからこそ、一生懸命頑張ったり、良い行いを重ねることができた。
そんな感謝の気持ちを描いているように思えます。
この主人公のように、自分のことを支えてくれる人がいるというのはとても幸せなことです。
一人では乗り越えられなくても、誰かの力や応援によってクリアできることは往々にしてあります。
だから、主人公にとって「君」はとても大事な欠かせない存在なのでしょう。
「空気」に込められた意味とは
身勝手な僕のわがままも 笑顔にくるんで飲み込んでくれる
空気の様に 穏やかな君だから
そばに居ないと 息苦しくなるのかな
出典: WHITE DAYS/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎
この主人公は、過去に身勝手な行動をして「君」を振り回してしまったこともあったのでしょう。
しかし、「君」はそんな主人公の行動も優しく受け入れて、ついてきてくれたのです。
きっと主人公と「君」は強い絆で結ばれているから、多少の身勝手な行動を見ても離れずにいたのだと思います。
いつも「君」と一緒にいるのが当たり前すぎて、もはや一緒にいないと違和感を覚える主人公。
そんな「君」のことを空気に例えているのが素敵ですね。
「空気」というと「存在感がない」といった意味にも見えますが、決してそうではありません。
「君」のことが絶対に欠かせないから「空気」という表現をしているのでしょう。
この主人公の願いとは
いつか必ず連れてゆくよ 真っ白な愛と希望が寄り添う日々へ
僕が 現実の風に向かい 絶望の崖を乗り越え 投げやりの海に潜って
喜びの空を飛ぶ日も この手につかまっていて
ただ それだけを願うよ
出典: WHITE DAYS/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎