BUMP OF CHICKEN【新世界】歌詞の意味を徹底解釈！貰った「意味」って何？君の存在を紐解く

もう諍いが始まったかとクライマックス間近でびっくりさせられます。

それでも僕はいいやつで居続けるのです。

初恋というものはあまりにも経験不足なままに訪れるものでしょう。

これは変えようがない必然のことです。

そのために相手とどうやって穏便に愛を育むのかがまだ下手なところがあります。

僕が失敗したのか、君が先に怒ったのか真相は明示されません。

しかし僕はこの諍いを乗り越えられると思っています。

何しろこの恋を失ったら僕はまた生きる意味が不明になるのです。

だからこそ今日の諍いの中で笑っていられた昨日のことを懐かしく思います。

ただ、僕は後ろ向きにはなりません。

あくまでも未来は君と一緒だと素朴に信じ続けるのです。

根拠は君に向けている自分自身の愛の力の強さでしょう。

僕は君への愛があればいいと信じ切っています。

その気持ちを正しいだとか間違っているだとか若いだのとジャッジすることはしない方がいいいいでしょう。

自分もとおってきた道を懐かしく思い返すくらいがちょうどいいです。

もうクライマックスになります。

僕は君の喜怒哀楽すべての表情を愛しているのです。

まっすぐで大きな愛を持った僕はやはりいいやつでした。

こんないいやつに上から目線で物申すことは気が引けます。

とはいえ藤原基央もこの恋を描きながら、こりゃ続かないと思っているかもしれません。

それでも彼は僕のために明日というものを用意してあげたのです。

その明日を僕がどうしたかはもはや藤原基央の手を離れています。

私たちには僕と君の明日を好きに予想する自由があるでしょう。

一番素敵な明日を用意してあげたいものです。

というのも最後のラインで生きる意味を初めて知ったと感じる僕だってまぶしいからであります。

君との関係が破綻しても、僕はこれまでの人生が報われたことに感謝しているのです。

その思いや歓びの気持ちを、目を細めてまぶしいと感じていたいでしょう。

小さな恋のものがたりではありましたが、藤原基央はこの作品に「新世界」と名付けました。

藤原基央のポテンシャルなら「新世界」というタイトルによってもっと壮大な楽曲を書けます。

ただ、この手に収まるようなちょうどいい幸せに「新世界」と名付けたのも彼らしいかもしれません。

気持ちがいいポップナンバーです。

かつての自分の初恋の歓びを思い出しながら、愛に生きる意味を知った道のりを振り返りましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

OTOKAKEにはBUMP OF CHICKENの記事がたくさんあります。

中でも「smile」という特別な楽曲の解説記事をご紹介しましょう。

東日本大震災の後に創られたチャリティ・ソングとして有名な楽曲です。

自信をなくしたときにはどうしたらいいのか教えてくれる稀少な歌。

胸に響く藤原基央の歌が切なすぎます。

泣ける歌詞ですのでハンカチをご用意してご覧ください。