「WAになっておどろう」ってどんな曲?

『WAになっておどろう/V6』の歌詞が怖すぎる!?気になる真相を徹底解剖!!【動画情報あり】の画像

V6が歌っていることで知られる「WAになっておどろう」ですが、実はV6バージョンはカバーです。オリジナルはAGHARTA(アガルタ)という8人組のバンド1997年5月に発表しました。

AGHARTAのメンバーは、「謎の地底人集団」という設定になっていて、頬被り姿で全国に世直しのため登場するといったユニークなインディーズバンド。このAGHARTAのキーマンが長万部太郎という人物で、この「WAになっておどろう」の作曲者でもあります。

実は、この長万部太郎は80年代、90年代に中山美穂や、杏里など、アイドルから有名アーティストまで、様々なアーティストに楽曲を提供した角松敏生さん。実はとても有名な人なんです。

WAになっておどろうメドレー byV6

NHK「みんなのうた」で話題に

「WAになっておどろう」は、1997年の4-5月にNHK「みんなのうた」で放送され、反響を呼び、8-9月も再放送されました。これはリクエストが殺到したためで、NHKでも異例の対応だったそうです。

この歌の人気に火がついた引き金は、この「みんなのうた」での人気です。その後、V6がカバーするに至りました。長野オリンピックのテーマソングにも使用されています。

「みんなのうた」で発表されたバージョン。

V6バージョンについて

『WAになっておどろう/V6』の歌詞が怖すぎる!?気になる真相を徹底解剖!!【動画情報あり】の画像

V6にとっては7枚目のシングル曲で、1997年の7月にリリースされた「WAになっておどろう」。オリコンでは最高ランキング週間2位を記録、大ヒット作となりました。

オリジナル版よりキャッチーさが強調された編曲となりましたが、このキャッチーさがこの曲をさらに有名にしたとも言えます。

「WAになっておどろう」の歌詞が怖い?

「WAになっておどろう」の歌詞が怖いというのは、密かにネットなどでささやかれていることです。一体何がどう怖いのでしょうか?

結論から言うと、これが怖い歌詞であるということは証明されていませんし、ただの噂にすぎないとも言われ、確たる真相はわかりません。しかし、「怖い」と言われる理由には幾つかの説があります。その説をご紹介します。

イレ アイエ説

オリジナルのAGHARTAのバージョンで、NHK「みんなのうた」で放送されたものは、「WAになっておどろう〜イレ アイエ」という題名になっています。この「イレ アイエ」は、アフリカのヨルバ族の言葉で、「魂の家」という意味。

ヨルバ族は土着の宗教をもっており、その宗教はブードゥー教の元になったと言われています。ブードゥー教は呪術や呪いといったものが重視され、時に残酷な儀式が行われたりしますし、また、ゾンビもブードゥー教の思想から生まれたものです。

つまり、一般に「怖い」というイメージがある、ヨルバ族の宗教のイメージが先行し、「WAになっておどろう」が怖いと解釈されるという説です。

かごめかごめ説

「かごめかごめ」は鬼を囲んで輪になって回る子供の遊び。この「かごめかごめ」を「WAになっておどろう」の歌詞が連想させるという説です。

カゴメの歌:かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?
永遠の謎とされているウタである。ところで、後ろの正面とは明治に追加された歌詞でそれ以前には無い!明治の動乱期に、日本の潜在意識から出てきたんでしょうね。もちろん、化の道のこと

出典: https://twitter.com/prophet_eagle/status/792244601218215937

俗説として、「籠の中の鳥」とは、子宮の中の胎児であり、「鶴と亀がすべった」とは、妊婦が突き飛ばされたと解釈される説があります。つまり、妊娠した女性が突き飛ばされ、流産した歌だという説があるのです。

そうなると「後ろの正面だあれ?」とは、妊婦を突き飛ばした犯人は誰?という意味合いになります。「WAになっておどろう」は、この曲をなんとなく連想してしまうという説です。