1枚目のオリジナルアルバム収録曲!

アルバム15番目の曲

BEYOOOOONDS【都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて 】歌詞を解釈!愛の深さと駅の関係に迫るの画像

「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」は、BEYOOOOONDSの名曲

オリジナルアルバム「BEYOOOOOND₁St」に収録されています。

10代の男性アイドルファンを中心に、歌詞の内容が共感できるとバズった名曲です。

歌詞に登場する六本木駅近くにあるEXシアター。

例年の夏にジャニーズイベントが開催されていました。

しかし、2020年は残念ながらイベントが中止になります。

この推しに会えないという気持ちが、歌詞の内容にリンク。

TikTokでは、この楽曲の歌ってみた動画や踊ってみた動画が投稿されました。

主人公を自分、彼を推しに置き換えると共感できる歌詞といえるでしょう。

会いたいのに会えない人がいる方は、歌詞に注目してみるといいですね。

アカペラバージョンも大人気!

YouTubeでは、BEYOOOOONDSがアカペラバージョンを歌う姿が楽しめる動画が投稿されています。

アルバムライブとは違った雰囲気が楽しめるため、興味のある方は聞いてみるといいでしょう。

曲やBEYOOOOONDSのことが、もっと好きになるはずです。

それでは、歌詞の内容を見ていきましょう。

少し切ない恋の歌には、恋人に何をされても好きでいるという深い愛を感じるはずです。

舞台は都営大江戸線の六本木駅

恋人は学生

都営大江戸線の六本木駅で…
「部活で会えない」 気のない返信
小さなため息 曇った窓ガラス
メトロは 帰宅ラッシュ 都会の底

出典: 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて/作詞:星部ショウ 作曲:星部ショウ

舞台は、六本木駅。

六本木駅は東京メトロの日比谷線にも乗り換えられます。

しかし、主人公は都営地下鉄の大江戸線を利用している様子です。

大江戸線は、いびつな環状の形をしています。

主人公のぐるぐると回っている気持ちを表現していると解釈できます。

主人公の恋人は、部活が原因で会えないとのこと。

恋人は、学生だと考えられます。

一方主人公は、帰宅ラッシュの電車に揺られている様子。

主人公は社会人で、恋人は学生という可能性もありそうです。

都会の底という表現から、主人公は余裕の生活はしていないと解釈できます。

もしくは恋人に会えないため、メンタルが底になっている様子です。

精神的には、とても辛いのではないかと考えられますよ。

すれ違う2人

些細な言葉で 二人はギクシャク
どんな一言が 君を傷つけたの?
共有させてよ 心の底
もっと深くで 繋がりたいの

出典: 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて/作詞:星部ショウ 作曲:星部ショウ

恋人の2人は、喧嘩している様子です。

主人公の言った何気ない言葉が、君を傷つけました。

しかし、主人公はどの言葉で君が怒っているのか分かりません。

学生と社会人のため、価値観が違うと解釈できます。

もしかすると2人は、かなりの年齢差もあるのかもしれません。

主人公の方が年上で、包容力もあるのではないかと考察できます。

主人公には、歩み寄る気持ちもあるみたいです。

恋人の心の底が、知りたいと考えています。

人の心は、容易には読み取れません。

それでも知りたいと思うのが、恋というものですよね。

底という表現は、地下鉄のイメージも重ねていると解釈可能です。

地の深いところにある地下鉄は、暗い印象ですよね。

2人の恋は、ハッピーで楽しい明るいものではないと読み取れます。

主人公も、恋人を待ってどこかほの暗い気持ちでいるのでしょう。

恋人と繋がりたいと考えている様子ですね。

恋人を深く愛している

駅で抱きしめてほしい

都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて
私変わらず君にゾッコンだけれど
How deep is your love?

出典: 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて/作詞:星部ショウ 作曲:星部ショウ

駅で抱きしめてほしいという主人公の私。

主人公は会社員の可能性が高いため、ある程度常識人だと解釈できます。

帰宅ラッシュの都営大江戸線の六本木駅は、人が多いです。

恋人が抱擁している姿は、とても目立つでしょう。

通常であれば、常識人であればかなり恥ずかしい行為です。

しかし、私は恋人に夢中の様子。

人目もはばからず、抱きしめてほしいのでしょう。

君も同じ思いでないと、恥ずかしいと思うかもしれません。

君が人前で抱きしめてくれているかどうか。

そのことで、君の愛を確かめていると解釈できます。

もしかすると、主人公の私は抱きしめてくれないことが分かっているのかもしれません。

無理なお願いごとだと知っていても、お願いせずにいられないのでしょう。