自分が正しいと思い込み、次々と復讐を果たしていく主人公。
2番のサビからも分かるように、復讐を楽しんでいる節さえでてきています。
歌詞3行目を見ると、もはや狩りを楽しんでいる獣のようです。
新しいターゲットが出てきて、喜んでいるのが分かります。
しかし歌詞4行目で状況は真逆に…。
歌詞5、6行目をみるかぎり、狩る側から狩られる側になってしまったのでしょう。
また返信のマークが6行目で1つ減っているので、主人公が見た文章は6行目歌詞だと推測できます。
5行目は主人公自身が打ったメール文でしょう。
自分の中では復讐だと思い込んでいたけれど、ただ単に追い詰めるのが楽しくなっていた。
この違いをスマホは「嘘」だと教えたのではないでしょうか。
楽曲タイトルからも世界観を考察
タイトルにもついている「被害妄想」は人から危害を加えられると思い込んでいる状態を意味します。
この言葉から実際は被害を受けていないという可能性も出てきました。
語尾には「(笑)」がついており、嘲笑っているようなイメージがでています。
妄想に取りつかれた女の子を他の人が笑っているような感じでしょうか。
真実を語っているのは歌詞目線の人なのか、はたまた第3者なのか…。
謎は深まるばかりです。
まとめ
今回は「被害妄想携帯女子(笑)」の歌詞解釈を紹介しました。
誰が嘘をついているのか分からない状態では真相が見えず、様々な考察ができる歌詞になっています。
自分で納得する考察をしてから再度視聴すると、また違った面白さがあるでしょう。
さてOTOKAKEでは他のボカロ曲や作曲を手掛けたギガPさんの曲紹介記事を掲載しています。
いくつか紹介しますので、気になった記事があればぜひご覧ください。
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