ここではせつない想いを感じずにはいられません。
何らかの形で終わってしまった恋でも、愛の言葉を紡いでいく別の未来も存在していたはず。
やっぱり誰しもそんなことを思う時があるのでがないでしょうか。
相手のことを嫌いになって終わる恋もあったでしょう。
その一方で、好きだけどハッピーエンドの未来につながらなかった恋もあるでしょう。
"生まれたばかりの名もない唄"つまり、この曲はまさにその好きだけど終わってしまった恋だけど今もまだ彼女のことを想って歌った曲です。
彼女への恩返し
あぁ 僕の心に 君はきっと魔法をかけた
つまらない窮屈な日々も「明日は素晴らしい」と
そうだ 一口サイズの勇気すらも 君を照らすだろう
これは僕からの恩返し 今夜 世界は変わる
あぁ 僕の心に 魔法をかけたのは 君だ
それは きっと恋でした。
巡り巡る僕らのストーリー
伝えたい言葉溢れて 明日も歩めますように
そうだ 小さじ一杯の涙すらも 君を救うだろう
これは僕からの恋文 今夜 世界を変えよう
君が君でいられるように
出典: 君が僕の心に魔法をかけた/作詞:天月-あまつき- 作曲:天月-あまつき-
この曲を聴き込んでいくと
想いを曲にして彼女のことを懐かしむとか
彼女にこの想いが届けばいいなとか
そんなレベルのことを歌っている曲ではないことがわかってきます。
”僕の心に君はきっと魔法をかけた”とあるように、彼女には人の心をつかんで離さない魅力がある。
彼女のおかげで明日は素晴らしいと思えるようになった。
だから彼女には恩返しがしたい。
この曲が君にとって少しでも勇気になって、君が君らしくいられる世界になってほしいと願っています。
アルバムタイトルも歌詞に?!
さらにこの曲では今回のアルバムタイトル「それはきっと恋でした。」が歌詞にもなっています。
星空を見上げると、僕らのストーリーは巡り巡っていていろんな未来があったことが夢物語のように浮かんでくる。
そして伝えたい言葉も溢れてくる。
道は違っても彼女が明日も前を向いて歩んでいけますように…。
流れ星にそんな願いを込めながらこの世界が彼女にとって生きやすい世界になるようにこの曲を歌おう。
そんな彼女への想いが詰まった一曲でした。
まとめ
『それはきっと恋でした。』を通しで聴いてみたら見えてきたもの
この曲、もっと理解するにはどうしたらいいんだろうかと本気で悩んだ結果・・・
アルバムのストーリーを理解してみてはどうか?という結論に至りました!
そこで、アルバムをトラック順に聴いてみて持った各曲の印象を以下にまとめます。
【アストロスト】君との思い出を思い返して立ち止まっている僕が描かれていました。
【きみだけは。】少し踏み出そうとしながらもやっぱり儚い夢を叶えたいという想いが溢れています。
【きっと愛って】愛の大切さに気付き、あなたに捧げる歌を歌いたくなり、、、
【月曜日の憂鬱】叶わぬ恋だけど来週もまた会いたい!そんな恋もあったり。
【DiVE!!】恋以外も全部含めて残した夢を紡ぎ続けてこれから先に立ち向かっていこうと思えるようになります。
【Mr.Fake】人生いろいろあります。友達に裏切られることも…。
【マリオネットラヴァーズ】操り人形みたいな君と偽りの愛という悲劇もあったり。
【かいしんのいちげき!】でもやっぱりただまっすぐに君が好き!やっぱり人生明るく切り替えることも必要という感覚。
【ヒロイックシンドローム】僕には何もないけど君の心に触れたいという想いが強く出てきます。
【僕のことなら忘れてくれていいよ】君がいなくなって、君に笑われちゃうかなぁと言いながらも涙が止まらないことだってありますね。
【ガラクタモンスター】僕だけが僕でいれるならと傷つけ合ってしまうことも。それでも貴方の最高の明日を願う様子が描かれています。
【Sing!Swim!Swing!】君に出逢ってから自分の中で音楽が鳴り止まない、やっぱり恋にはそんなHAPPYな部分もありますよね。
【Flight Light ~星くずとBoeing~】君の夢のために離れ離れになっても、君と同じ星を眺めていたいなと願う気持ちが見られます。
【ツナゲル】人の温かさを知って、距離も時間も越えて君を待つ光になりたいという想いは果たして叶うのでしょうか。
【イデア】君が僕の元を離れてもう何年も経ってしまった様子。さよならは胸の奥にしまって歩き出そうとする姿に胸を打たれます。
”アルバムを通して人の人生を歌っている”―そんな印象を持ちました。
【君が僕の心に魔法をかけた】で登場する”君”は、最初は1人の女性のことを指しているのだと思っていました。
ですが、必ずしも誰か1人を指すわけではないのかもしれません。
変な意味ではなくて、今までの人生の中で恋してきた相手に対して、”みんなが君らしく生き続けていて欲しい"
―そんな風に想って歌った曲なんじゃないかと思います。
今回のアルバムをもっと知りたいあなたにおすすめリンク集
せっかくこの曲が気に入ったあなたにはぜひアルバムもチェックしてもらいたいところです。
しかし現在、こちらの記事の執筆時点ではOTOKAKE内でのアルバム『それはきっと恋でした。』の紹介記事は公開準備中…。
そこで関連リンク集をお届けすることにしました!
今回のアルバムは1枚の中でも天月-あまつき-の音楽の多様性を見ることができますので、是非以下も見ていってくださいね~。
3rd Album『それはきっと恋でした。』には特設サイトがあった!?
いろいろ情報を探していたら、今回のアルバム『それはきっと恋でした。』の特設サイトがあるみたいです。
オフィシャルサイトのニュースを辿っていかないと見つからないので見落としていた方もいらっしゃるかもしれません。
基本はリリースに向けた情報(イベントなど)が主なので、もう終了してしまったイベント情報だったりするのですが、
今回のアルバム曲のMVをチェックしたい方にとっては、このサイトでまとめてチェックできるのでお勧めです。
リンクを貼っておきますので是非チェックしてみてください。
天月-あまつき- 3rd Album『それはきっと恋でした。』特設サイト
天月-あまつき- 3rd Album『それはきっと恋でした。』2018.6.27 Release
収録曲についてもこちらで確認された方が確実です。
オフィシャルサイトではtrack16までのように見えていたのですが、特設サイトではtrack17にボーナストラックとしてボイスレターが入っているという情報も。
音楽ストリーミングサービスでは配信していない可能性もあるので、これはCDを買った人だけしか聞けないのかもしれません。
少なくとも私の契約しているApple Musicでは配信していませんでした。
アルバムを最初から聴いてきて「君が僕の心に魔法をかけた」でしんみりしてるところにボイスレターって、めっちゃ沁みますね。
OTOKAKEでは、アルバム収録曲に関する記事も公開しています。
以下、アルバムの収録順にご紹介します。