楽器を持たないパンクバンド「BiSH」
「BiS」を手掛けた渡辺淳之介が生み出したアイドル
「BiSH」は、2015年に「BiS」を手掛けた渡辺淳之介がもう一度アイドルグループ「BiS」のようなことをしたいという想いから立ち上がりました。
「BiS」の頃と同じように松隈ケンタをサウンドプロデュースに迎え、活動を開始しました。
「BiS」は、「Brand-new idol Society」(新生アイドル研究会)の略でしたが、「BiSH」は、「Brand-new idol SHiT」(新生のクソアイドル)を略したもの。
メジャーデビューを機に「新生クソアイドル」の肩書を無くしましたが、グループ名の成り立ちからかなり過激なことが分かりますね。ちなみにファンのことを「(クソを掃除する)清掃員」と呼んでいます。
2016年5月4日にメジャー1stシングル「DEADMAN」をリリース、その後確実に人気を増やしていき、ツアーも即完売という人気ですね。
AKB48のようにアイドルらしいアイドルではなく、BABY METALや仮面女子のように個性的なアイドルといえる「BiSH」は、アイドル戦国時代にひとつ抜きんでたグループと言えるでしょう。
BiSHのメンバー
アイナ・ジ・エンド
アイナ・ジ・エンドは、ハスキーボイスとダンスが魅力のメンバーです。担当カラーは赤ですね。
元PARALLELのメンバーであり、ITUKI&AINAとしても活動していました。ダンスが得意ということもあり、BiSHの曲のほとんどを彼女が振り付けしているといっても過言ではないでしょう。
2016年12月には、喉の手術のためにBiSHをいったんお休みしていました。
ちなみに清掃員の総称は「THEENDER」です。
セントチヒロ・チッチ
セントチヒロ・チッチは、BiSHのリーダーとして活動していましたが、現在はメンバーへと降格しました。担当カラーは青。
リーダーを降格した理由は、ダイエット企画で失敗してしまったから。
しかし、センター的な存在感は色褪せていないですよね。
元強がりセンセーションのメンバーであり、グループを卒業してからBiSHのオーディションを受けたそうです。
ちなみに清掃員の総称は「チャップス」です。
モモコグミカンパニー
モモコグミカンパニーは、BiSHがアイドル活動初めてというメンバーです。担当カラーは黄色。
読書好きで、BiSHの曲を10曲ほど作詞を担当しています。
作詞した曲の中には英語で歌詞に挑戦した「summertime」や、アユニ・Dことをモデルにして書いた「Marionette」、ハグミィに捧げた「DEAR...」などがあります。
キャッチーなフレーズの歌詞が特徴的ですね。
趣味は、オーディションの様子をボイスレコーダーに記録して家で聞き返すこと。実際に、このBiSHのオーディションも趣味の延長で勝ち取ったもののようです。
ちびまる子ちゃんのさくらももこが好きなので、名前もそこからとったのかもしれませんね。
身長が低く、ショートカットでキュートな女の子。BiSHの中では一番の高学歴という噂もあります。
ちなみに清掃員の総称は「モモコ組」です。
リンリン
リンリンもBiSHが初アイドル活動ユニットです。2015年8月に新メンバーとして加わりました。担当カラーはピンク。
内気な性格で、「無口担当」なのですが、アイドル史上最強です。ほとんど口を利きません。
しかし、スイッチが入ると客席にダイブしたり、派手なシャウトをするハチャメチャな女の子です。
ちなみに清掃員の総称は「リンリンテレフォンズ」です。
ハシヤスメ・アツコ
ハシヤスメ・アツコは、2015年8月にリンリンと一緒に新メンバーとして加わりました。担当カラーは紫。
福岡の地下アイドルFleurの元メンバーで、「倉本あおい」で活動をしていました。Fleurが解散した後に上京し、音楽をやる夢を続けるため様々なオーディションを受けたようです。
BiSHの第1回目のオーディションでも書類落ちしたそうです。しかし、2度目のチャレンジで見事合格。
天然キャラで、メガネがトレードマークとなっています。というか、メガネをとるとクビになってしまいます。BiSHの中では身長が一番高く、胸も大きいハシヤスメ・アツコ。
セクシー担当と言っても良いのではないでしょうか。容姿端麗な姿なのに、KYだったりキレ芸を披露したりとギャップも激しいのも特徴的ですね。
ちなみに清掃員の総称は「ハシックス」です。