平成が終わることを友達に話しているような口調ですね。

デマであると思い込み、しばらく本当だとは思っていなかったと語っています。

確かにインターネットは真偽が定かではない情報がたくさん溢れている場所です。

この人物はネット上で嘘の情報があっという間に広まってしまう状況を目にしたことがあるのでしょうか。

ネットの情報は簡単には信頼していない状態のようです。

それでも、「平成が終わる」という情報が本当だとわかったので、途端に楽しそうに話題にあげています。

盛り上がっているのとは逆に、相手からはそっけない返答が返ってきました。

これは、一体どうしてでしょうか。次からは、その理由が語られます。

本当に平和な国なのか?

平和平和繰り返し結果炎上する日本
FPS、PS、DS、Switch、Wiiゲームする一方
どこもかしこも問題、災害、だ何で?
技術の進歩と共に背負う物はデカイ

出典: 平成終わるってよ/作詞:SASUKE 作曲:SASUKE

内紛などが起きていない日本国は、「平和な国である」と“広い意味”では言えます。

しかし、この歌詞では必ずしもそうではないと反論しているのです。

ゲームやアニメでは注目を集めることの多い日本。その技術は確かに高いものです。

しかし、技術力が高まる一方で、社会問題は減ることがない…一体これはどういうことだろう?

むしろ比例して増えているのではないだろうか?そう、SASUKEさんは問いかけています。

この高まっている技術が娯楽の分野というのが興味深いですね。

ネクストブレイクは誰?

2019これからを頑張ろう皆んな
そのタイミングで「平成終わるってよ」
uh baby 平成最期のなんちゃらとか
言ってる間に時間は経ってる
平成平成じゃなくて
ネクストブレイクは誰だか

出典: 平成終わるってよ/作詞:SASUKE 作曲:SASUKE

新年度に切り替わるタイミングででくわした「改元ブーム」。

出鼻をくじかれたといった気持ちが伝わる歌詞です。

「平成が終わる」ことに意識を向けすぎるのはもったいないと言いたいのではないでしょうか?

確かに、新しい年号を発表してから、ちょうど一か月で切り替わります。

移り変わりの早い業界では一か月で状況が変化することもあるので、浮かれていると出し抜かれてしまう…

そんなシビアさも伝わります。

振り返りすぎると良くない?

まって時代遅れになっちゃいそうだ
意味ない追いかけっこ「平成終わるってよ」
uh baby 知らない方がマシ
終わるだけよ?ほら次の時に向けて
dancing dancing on

バブルもう一度復活させる

出典: 平成終わるってよ/作詞:SASUKE 作曲:SASUKE

 

「平成が終わるってよ」と騒ぐ人たちに呆れ気味なSASUKEさん。

確かに彼が言っていることは一理あります。

元号が変わるまでの一か月の間、お祭り騒ぎをするのか、未来に向けて準備を進めるのか…

そこで、差が生まれてしまうこともあるかもしれませんね。

最後のフレーズは「あの頃の活気を取り戻そう!」という前向きな言葉だなと感じました。

次の時代を拳で作り上げよう

未来へ向かって

行き先不明のスライドとswip up
はしゃいでしまうお前は垢BAN
アンチ湧く悴む勘違いもbreak down
から復活安地外さ
歪みそうなくらいに盛り上がって
面白い騒ぎにしようぜ
脱暗黒だ次の時代を拳で作り上げる

出典: 平成終わるってよ/作詞:SASUKE 作曲:SASUKE

スマホ用語で未来へ不安を抱いている状態を描写しています。

騒ぐなら未来を盛り上げるために騒ごう!と方向性の転換を提案しているのでしょう。

はっきりと「平成終わるってよ」と騒ぐ相手を非難しているとも取れる内容です。

「拳で」というところに若々しい勢いを感じますね。

これまでの状態を打倒すほどの勢いも時には必要と言えます。

ネット社会に潜む人を操る落とし穴