安定を選ぶか?刺激を選ぶか?

代わり映えしない日常の片隅で
無邪気に笑っていられたらいいよな

出典: 飛行艇/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

何も変わらない日常は退屈だけれど、言い換えれば安定しているのかもしれません。

変わらなくていいこともあるし、世の中にはまだまだ変えていかなければいけないこともたくさんあります。

安定ばかりを求めていたらいつまで経っても成長することはできません。

良いものは残しつつ、より良く変えていくことこそが未来に生きる人への課題なのでしょう。

様々な意見を受け入れる

無意味な旅を続けようか
ワン・バイ・ワン
一歩ずつでいいさ
歓声も罵声も
呑み込んで

出典: 飛行艇/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

世の中の変化に賛同する人もいれば反対する人もいます。

民衆の声はバラバラで、自分と違う意見の人は山ほどいるでしょう。

それを受け入れることも成長への一歩なのです。

そんなことばかりしている毎日はもしかしたら意味のないことかもしれません。

それでも進むということが大切であり、いつか見えてくる世界を待ち望むのも悪くないのです。

誰もがチャンスを掴むことができる

失敗を恐れずに

この時代に飛び乗って
今夜愚かな杭となって
過ちを恐れないで
命揺らせ命揺らせ

この風に飛び乗って
今夜名も無き風となって
清濁を併せ呑んで
命揺らせ命揺らせ

出典: 飛行艇/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

新しいことに挑戦していくとき、もしかしたら道を間違えてしまうかもしれません。

そんなときに失敗と向き合うことができる人はとことん成長していける人だと思います。

何度も失敗を繰り返すことによってそれを改善し、成功に導いていくのです。

有名な発明家だってみんなそうやって便利なものをこの世に生み出してきたのだから…。

何事も汚いところと綺麗なところを両方知っていた方が強い人間になれるでしょう。

何も知らないというのが1番罪なことなのかもしれません。

目の前に訪れたチャンスを知らずに逃すのではなく、しっかりとしがみついて自分のものにしていきます。

冒頭の歌詞でもあったとおり、正しさを追い求めるこの世界で新しい何かへ挑戦する人は貴重です。

しかし「出る杭は打たれる」という言葉があるように、何かに挑戦すると少なからず批判されるでしょう。

しかし繰り返されているとおり、その挑戦にはしっかりしがみつかなければなりません。

だからあえて歌詞2行目にもあるように、自ら打たれる「杭」になろうとしているのでしょう。

それ程の覚悟を持って挑戦を続ける。力強さが感じられるフレーズですね。

過去があるから今がある

大雨降らせ
大地震わせ
過去を祝え
明日を担え
命揺らせ
命揺らせ

出典: 飛行艇/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

語りかけるように歌うこの部分が「飛行艇」の中で最もメッセージ性のある歌詞になっています。

過去を決して恥じることはなく、むしろ称賛して未来に繋げていく…。

これこそが明るい未来を作り上げていく唯一の方法なのかもしれません。

自分が過去に失敗したことは後悔しているかもしれない…でもそれがもし未来の扉を開くカギだったら?

きっと過去の自分に感謝するでしょう。

常田さんがメインボーカルをとっている本楽曲は終始力強くメッセージを伝えていました。

ここでは対照的に、井口さんの柔らかな歌声が響きます。

上述したとおり「語りかける」雰囲気にぴったり。

優しく包み込むような声でありながらも、芯のあるメッセージをしっかりと伝えてくれます。

人生の大きなプロジェクト

貴女の期待に飛び乗って
今夜この羽根で飛びたくて
この大空を飛びたくて
命生まれ 命生まれ

この風に飛び乗って
今夜名も無き風となって
清濁を併せ呑んで
命揺らせ命揺らせ

出典: 飛行艇/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta