郷ひろみがカバーしたGOLDFINGER'99の魅力はノリやすいメロディーや思わず真似をしたくなるダンスです。
また、「歌詞」もあると思います。
原曲の「Livin' la Vida Loca」はスペイン語タイトルです。
これを英語に翻訳すると「Livin' the Crazy Life」です。
”クレイジーな人生を送る”という意味になりますが、日本語ではその意味も全く違っています。
日本語では暑い夏の恋を情熱的に歌っているので、ここからはその魅力的な歌詞をチェックしていきましょう♪
夏のギラギラした太陽のように情熱的な気持ち
不埒なリズムで ギラつく胸は
きみを欲しがる 欲望のサイン
ジョークめかした さぐりのキスが
アセるくらいに 深みにはまる
よこしまな気持ちが DANCIN'IN THE SUN
この胸で あばれて 止まらない
野蛮な太陽
出典: GOLDFINGER’99/作詞:康珍化 作曲:R.Rosa/D.child
不埒とは「道理を外れ不届きなこと」という意味。
尋常じゃないくらい「君」を求めているという状況が大胆に表現されていますね。
本気ではないキス(さりげない?)なのに・・
それなのに深みにはまるというのは、大したことないフレンチなキスですら・・・と解釈できます。
夏の暑いギラギラの太陽のように高鳴る胸。
熱く激しく「君」を求めている様が目にうかびますよね。
夏の太陽のせいにするほど自分では抑えられない衝動やあふれる想い
A CHI CHI A CHI 燃えてるんだろうか
もう A CHICHI A CHI 感じたんだろうか
OH, UPSIDE INSIDE OUT きみを泣かせても
A CHI CHI A CHI それは太陽が
させたことだよ
夏の太陽が
出典: GOLDFINGER’99/作詞:康珍化 作曲:R.Rosa/D.child
この熱い想いや求める気持ちで「君」がどう感じていようとも
それは夏の太陽がさせたことだと情熱的なメッセージです。
自分ではコントロールできるものじゃなく、どうしようもないんだという解釈にもなりますね。
正常ではいられないくらい想っていると伝わってきます。
実は君も野蛮な太陽のようにギラギラと求めている
舌もとろける ココアな胸に
腰も思わず ベトつく SUMMERTIME
拒んでもバレてる DANCIN'IN THE SUN
そうきみの 瞳の 裏側に
野蛮な太陽
出典: GOLDFINGER’99/作詞:康珍化 作曲:R.Rosa/D.child
体の関係をもったと連想させる歌詞です。
子供の頃は意味がわからなかったけれど、今となってはセクシーな表現であるといえますね。
「君の瞳の裏側に 野蛮な太陽」というフレーズは、「君」もこの夏のように情熱的に僕を求めていると解釈できます。
大人な恋愛を連想させる表現ですね。
郷ひろみが語るGOLDFINGER’99の魅力
1999以降も年代Versionで登場
GOLDFINGER'99はその人気も長く続き、郷ひろみの代表曲となりました。
2001年にはアルバム『MOST LOVED HITS OF HIROMI GO VOL.1~Heat~』にのみ収録されたリミックスバージョンも登場!
発売当時に行ったゲリラライブin渋谷では駆け付けたマスコミやファン、通行人などにより交通渋滞で大騒ぎに。
郷ひろみにこそ何もありませんでしたが、所属レコード会社の関係者数名が書類送検されるというちょっとした事件です。
それだけ人気絶頂だったということがうかがえますね!