「無気力スイッチ」とはどういう楽曲か?
「無気力スイッチ」クロニクル
今回聴く「無気力スイッチ」は2011年10月にリリースされたメジャーデビューアルバム「魔法のメロディ」に収録されています。
それに先駆けて2011年7月にYouTubeにMVがアップロードされていますので、事実上のアルバムのリードトラックということになりますね!
実は、その半年前の2011年4月には自主制作のデビューアルバム「モミュの木の向こう側」がリリースされています。
テイストとしてはアルバム「モミュの木の向こう側」の方がニューミュージック黎明期の風が心の中をすっと通り抜ける感じ。
「無気力スイッチ」を含む「魔法のメロディ」の方がもう少しネオアコとか渋谷系といったオシャレ寄りのサウンド、且つ、力の抜けたいつものさよならポニーテールといったような印象があります。
デビューアルバムが2つあるお得なグループですので、後からファンになった方も、是非両方聴いてみてください。
「無気力スイッチ」というタイトル
「無気力スイッチ」と対になる言葉として「やる気スイッチ」という言葉があります。
いや、別に対ではないかもしれませんが、調べてみると某学習塾のCM「僕だけのやる気スイッチ偏」が始まったのは2009年のことです。
「無気力スイッチ」のリリースは2011年ですので、少しは影響を受けた言葉なのかなと思われるうえに、「無気力スイッチ」の方が押しやすい位置にあるスイッチであることが確認されています。
「無気力スイッチ」を聴いてみよう!
「無気力スイッチ」は、すでに紹介したようにYouTubeですぐに聴くことが出来ます。
MVはさよポニにとって初の実写!
「無気力スイッチ」以前のMVはすべて手書きのイラストでした。
また「実写!」といっても、さよならポニーテールのメンバーは一切出てこないことも有名ですよね。
この「無気力スイッチ」も例外ではなく、顔の映らない出演者はメンバーではない女子高生らしき2人です。
顔が映らないのに、絶対に可愛いに違いない!と思わせるあざとい演出を担当したのは写真家の青山裕企です。
その青山裕企の原案を映像化した「スクールガール・コンプレックス〜放送部篇〜」という長編作品がありますが、テーマ曲の「秘密の時間」を担当しているのはさよならポニーテール!
こちらもお勧めです。
「無気力スイッチ」の歌詞を解説!
「無気力スイッチ」ですので、楽曲のテーマは無気力さです。
スイッチを押すまでもなく、初めから最後まで無気力ですので、そこに注目しながら鑑賞していきましょう。
なお、歌詞の引用にコードを併記しますが、コードの解説は後の節で致します。
なにもしたくない
FM7 Em7 Dm7 CM7
だらだら したいよ なにもしたくないよ
FM7 Em7 Dm7 CM7
ギラギラ 輝く 太陽をさけて
FM7 Em7 Dm7 Em7
涼しい部屋で お茶を入れて
FM7 Em7 Dm7 Em7
ほら まんまる おめめの メイドさん
出典: 無気力スイッチ/作詞:324P 作曲:324P