PVチェック!「Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~」

「Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~/長渕剛」を解説!曲名&歌詞の意味とはの画像

前作のシングルBlack Trainでは、長渕剛の名作「巡恋歌」を彷彿させるリズムで、オールドファンの心もがっちりキャッチしました。

今回のシングルDon't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~では、スタッカートのきいたキラキラギターサウンドをハーフビートで攻める、洋楽ハードロック風にアレンジされています。

でも歌詞はしっかり長渕剛で、前を向いて進めというメッセージがしっかり込められている曲です。

ファンの方ならしっかりチェックされていると思いますが、長渕剛オフィシャルYouTubeチャンネル「オフィスレンCH」PVを視聴できますので是非ほかの曲も見てください!

それでは早速「Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~」PVを見てみましょう!

PVはこちら!

いかがでしたか?

「Black Trainでは壮大なアドベンチャー風でしたが、Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~ではギター弾いてるぞ~!という主張がしっかりと伝わります。

色調もインスタでいえばNashuvill(ナッシュビル)と呼ばれる60年代風の色合いと、モノクロに赤だけ色彩をつけた現代風が交互に出てくる斬新な作りとなっていて、見るものを飽きさせませんね!

「Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~/長渕剛」を解説!曲名&歌詞の意味とはの画像

「Don't Think Twice~桜並木の面影にゆれて~」タイトルに込められた意味とは?

タイトルのDon't Think Twice~桜並木の面影にゆれて~ですが英語の部分日本語の部分を分けて考えてみましょう。

英語の部分をチェック!

「Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~/長渕剛」を解説!曲名&歌詞の意味とはの画像

まずタイトルの英語の部分Don't Think Twiceですが、直訳すると「再び考えるな」となりますが、60年代を知っている人はこのフレーズを聴くとボブ・ディランを思い出すのではないでしょうか?

1963年にボブ・ディランが発表したシングル、「風に吹かれて」のB面に収録された「くよくよするなよ:原題(Don't Think Twice, It's All Right)」がそうです。

同じ年にピーター・ポール&マリーもこの曲をシングル発表して大ヒットとなったので邦題の「くよくよするなよ」が有名です。

でも、マニアにはやっぱり原題のDon't Think Twice, It's All Rightが認知されているので、Don't Think Twiceと聴くとすぐボブ・ディランを連想してしまいますね。

ということで、タイトルの英語の部分に関しては、ノーベル文学賞受賞者でもあるボブ・ディランにインスパイアされたといっても問題ないと思いますが、皆さんはどう思いますか?

日本語の部分をチェック

続いて、「桜並木の面影にゆれて」ですが、歌詞の中で振出しに戻るということが書かれていることを踏まえると、人生のスタートラインとして桜=4月、または卒業の3月を象徴しているようです。

これらを合わせて考えると「くよくよしないで再スタートしよう!」というメッセージが見えてくるタイトルです。

悩める人を応援する長渕剛らしいメッセージですね!

歌詞の意味をチェック!

それでは早速歌詞を細かくチェックしてみましょう。

1番の歌詞をチェック

「Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~/長渕剛」を解説!曲名&歌詞の意味とはの画像

明日なんてない 希望なんてない 昔の栄光? 誰も知らない
書き直しても かまわないから Don't think twice
生きることなんて 確信など無い
ただ今日に爪を突っ立て
時代の壁をひっかきIt's all right
昔なんてない 昔は語らない 今日を感じたい 今日にしがみつき
常に今日だけ 今日という日だけ Don't think twice
正しさなんて 変わりゆくもの
ただ今日に爪を突っ立て
欲しい物は全て手に入れちまえ

出典: Don’t Think Twice~桜並木の面影にゆれて~/作詞:長渕剛 作曲:長渕剛