「全てが生きていると実感させてくれる
酔っぱらってつまづいてるときだって
これまでもこれからも離れないよ
君はたった一人の大切な人だから」
幸せの絶頂を歌ったような内容になっていますね。
大切な人を想う気持ちというのは、それほどの充実感を与えてくれるものです。
4位.Afire Love
2014年リリースの「×」に収録されているこの曲は、アルツハイマー病で亡くなったエドのお祖父さんのことを歌った1曲。
ピアノと無機質なビートが彩る儚げなメロから、想いが溢れ出したかのように躍動するサビへ。
緩急の効いた楽曲にエドの想いが乗せられ、押し寄せるような切なさが胸を締め付けます。
昨日までは抱きしめてくれたのに…
Darlin' hold me in your arms
The way you did last night
And we'll lie inside
For a little while here oh
出典: Afire Love/作詞:Ed Sheeran、Foy Vance & Johnny McDaid 作曲:Ed Sheeran、Foy Vance & Johnny McDaid
「ねえ、その腕で強く抱きしめてよ 昨夜と同じように
僕たちは嘘の中に居るんだ あと少しだけここで…」
祖父の死を信じたくないという気持ちが描かれています。
昨日までは抱きしめてくれた祖父が、急に居なくなってしまうんです。
死に直面するときというのは、本当に嘘のように感じてしまうものですね。
3位.Happier
2017年リリース「÷」に収録されているこの曲。
5位、4位としっとりとしたナンバーが続きましたが、その中ではこれが一番スタンダードなバラードといったイメージです。
物悲しく静かに幕を開けたかと思うと、サビでは鼓動のように脈打つビートに賛美歌のように壮大なコーラスを聴かせます。
涙腺に訴えかけて来るメロディも「ザ・バラード」といった感じですね。
君が幸せならそれでいい
Cause baby you look happier, you do
My friends told me one day I'll feel it too
And until then I'll smile to hide the truth
But I know I was happier with you
出典: Happier/作詞:Ed Sheeran、Benjamin Joseph Levin、Ryan Benjamin Tedder 作曲:Ed Sheeran、Benjamin Joseph Levin、Ryan Benjamin Tedder
『君が幸せそうだから そのままでいいんだ
僕の友達も「いつかお前にもわかるよ」と言ってたし
それまでは本音を隠して笑顔でいるよ
でも、僕は君と居た日々がもっと幸せだったことも知ってるんだ』
彼女が幸せならそれでいいという気持ちと、自分と居た頃はもっと幸せだったという気持ちに揺れ動く主人公。
彼女の幸せを願いながらも、自分の気持ちも押し殺せずにいる姿が切ないですね。
2位.Castle On The Hill
バラードが続きましたが、この辺りで今一度アップテンポなナンバーに戻っていきましょう!
こちらも2017年リリースの「÷」に収録されている楽曲。
踊るように軽快なメインリフに、それを彩る壮大なサウンド。
その中に叫ぶように声を張り上げるエドの歌声が心地良く響きます。
例えるなら、地平線に伸びる一本道をただただひた走っているようなそんなイメージでしょうか。
あの頃を思い出すような歌詞
I was younger then, take me back to when I
出典: Castle On The Hill/作詞:Benjamin Joseph Levin, Edward Christopher Sheeran 作曲:Benjamin Joseph Levin, Edward Christopher Sheeran
抜粋した歌詞は「あの頃に帰りたい」というような意味です。
この楽曲は、故郷で過ごした若い頃を思い出しているような内容になっています。
きっと誰もが「戻りたい時間」を持っているでしょう。
その時間は「青春」を謳歌していた輝かしいあの頃。
そんな思い出を歌っているような楽曲です。