大塚愛のデビュー曲「桃ノ花ビラ」

デビュー曲から特典は絵本!

「桃ノ花ビラ」(大塚愛)とは〇〇のこと…?!大塚愛デビュー曲の歌詞の意味を解釈!【MVあり】の画像

「桃ノ花ビラ」は2003年9月にリリースされた、大塚愛のデビューシングルです。

国民的アーティストとして君臨している大塚愛ですが、デビューシングルはあまり注目されることはありませんでした。

しかし、「桃ノ花ビラ」はドラマ『すいか』の主題歌になっていたりと、デビュー時から大型のタイアップが付いていました。

エイベックスがかなり力を入れてデビューさせたアーティストだったことがわかります。

大塚愛と言えば自作のLOVEというキャラクターが有名ですが、実はデビューシングルにも書き下ろしの絵本が特典として付いていました。

ゆるくてかわいい大塚愛のイラストは、デビュー当時からアピールポイントだったんですね。

大自然の中で苦戦しつつ撮られたMVはこちら!

タイトルが「桃ノ花ビラ」なだけにMVもピンク色が多いのかと想いきや、なんと大自然の中で撮影したため見渡す限りの緑。

当時のMVでは珍しいCGを使用し、妖精のようなキャラクターや昆虫を作り出しています。

大塚愛=明るくてポップ、というイメージが先行すると思いますが、デビュー曲は清楚系だったんですね。

このMVを撮っているとき、大自然の中だったこともあり、虫が大量にいて苦戦したと大塚愛本人が語っています。

かなり爽やかな画に見えますが、確かにこんな自然の中で撮影したら虫もたくさんいますよね・・・。

また、MVを見て頂けるとわかると思いますが、今作には日本の楽器を使った音を使用しています。

大塚愛の楽曲ギターやデジタルサウンドが多いので、かなり珍しいように感じますね。

デビュー当時は少し違う方向性を考えていたのかもしれませんね。

曲のタイトルは桜のこと?

語呂を良くするために「桃ノ花ビラ」に

タイトルの「桃ノ花ビラ」とは、桜の花びらのことを指しています。

実は当初は「桃色ノ花ビラ」というタイトルでしたが、語呂を良くするために色を取ったそう。

そのため桃なの?桜なの?というタイトルになってしまったのです。

桜も桃もピンク色をしているので、桜を表現するときに桃色を使うことは多いですもんね。

17歳のときに作ったものが原曲

デビュー曲である今作は、大塚愛が17歳の頃に作った曲が元になっています。

デビュー後の曲よりも素直でまっすぐ、そしてかわいい感情が書かれているのは、若いときに作ったからなんですね。

17歳にしてこんな曲を作っていたのは素直にすごすぎますね。

「桃ノ花ビラ」の歌詞は恋愛ソング?失恋ソング?歌詞を徹底解釈!

桜が舞う日はあなたを思う

ゆらゆら舞う この暖かい日は あなたと出逢った日のように
ゆらゆら... 思い出を届ける
きっときっと来年もその先も ここで待ち合わせしてるわ
きっときっと... あたしを届ける
小さな体で ギリギリまで背伸びして
あなたのほほに 優しくKISSをする

出典: 桃ノ花ビラ/作詞:愛 作曲:愛

がゆらゆらと空を舞う、この季節はあなたと出会った日を思い出す。

ちょうどこんな暖かい日に、あなたと出会った。

いつもの待ち合わせ場所、ここで来年も再来年も、きっとその先の未来でもあなたと待ち合わせしているのでしょうね。

身長が低い私は背伸びしないとあなたの頬にすら届かない。

私の愛を届けるために、頑張って背伸びしてあなたにキスを届けるの。

どれほど 愛しいと思ったんだろう
涙が出るくらい 大切に想いつづけてる
どれほど また逢えると思ったんだろう
桃ノ花ビラ 手のひらから こぼれるたび あなたを感じるの

出典: 桃ノ花ビラ/作詞:愛 作曲:愛