ベストアルバム『ID 2』に収録!

2019年にデビュー十周年を迎えたWEAVER!

WEAVER【カーテンコール】MVを徹底解釈!アニメ「revisions リヴィジョンズ」ED曲の画像

2009年にメジャーデビューしたバンドWEAVERは2019年に10周年を迎えました。

2019年3月6日にはそれを記念して、ベストアルバム『ID 2』をリリース予定。

『ID 2』には未発表の新曲『カーテンコール』が収録されています。

今回はその『カーテンコール』についてMVを中心にご紹介したいと思います。

歌詞についても考察していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

アニメ「revisions リヴィジョンズ」ED曲!

渋谷が300年先の未来へ転送される!?

WEAVER【カーテンコール】MVを徹底解釈!アニメ「revisions リヴィジョンズ」ED曲の画像

渋谷の中心部が300年以上先の未来にタイムトラベルする「渋谷漂流」に巻き込まれた主人公たちが、未来人と戦いつつ現代に戻る手段を探す姿を描くオリジナルアニメ作品。SFの要素に加えて、パニック映画の雰囲気や登場人物の群像劇を取り扱った「青春"災害"群像劇(ジュブナイルパニックアンサンブル)」と称される。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Revisions_リヴィジョンズ

アニメ「revisions リヴィジョンズ」はフジテレビで深夜に放送されている作品です。

月刊シリウスでは漫画版も連載中。

監督は『無限のリヴァイアス』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』などを手掛けたことで有名な谷口悟朗さん。

『けものフレンズ』で見られたようなモーションキャプチャーを利用した作画も特徴的。

全編3DCGで描画されていますが、グッと違和感は少なくなっていますよ。

動画配信サイトNetflixでは日本限定で全話先行公開されていることも話題になりました。

『カーテンコール』は同作品のエンディングテーマとして使用されています。

タイトルからして、エンディングにぴったりですよね。

「revisions リヴィジョンズ」のために書き下ろされた本曲。

MV歌詞もの世界観を反映しているのでしょうか。

まずはMVからじっくりとチェックしてゆきましょう!

MVを徹底解釈!!

浜辺で出会う少年と少女

白い服を着た少女が浜辺の白いベンチに座ってボーッとしているところからMVは始まります。

そこへ一人の少年が通りかかり、彼女の存在に気づきました。

虚ろな目で海を見渡す少女。

その様子を不審がる少年でしたが、ふと、彼女の足首にがついていることに気づきます。

青い布で傷を覆ってあげる少年。

少女は彼が立ち去っても、まだ魂が抜けたような様子でしたが、太陽の光が彼女を明るく照らします。

その後、少年が彼女の元へもう一度訪れると、そこには変化が生まれていました。

少女は立ち上がり、海へと歩き出したのです。

そして、心を取り戻したように笑顔を見せて少年へと振り向きました。

突然の別れ

二人は仲良くなったかに見えたが…

WEAVER【カーテンコール】MVを徹底解釈!アニメ「revisions リヴィジョンズ」ED曲の画像

少年の明るい言動で元気を取り戻したかに見えた少女。

彼女は楽しそうに笑いますが、その表情に陰りが見えてきます。

頭を抱えてうずくまってしまう少女。

彼女は過去の記憶のようなものがフラッシュバックしてしまい、苦しんでいるようです。

優しくそれに寄り添う少年。

ブランコになっているベンチに少女を乗せ、後ろから揺らしてあげたりもします。

少女は再び笑顔を取り戻し、二人の心は通ったかに見えましたが…

いつの間にか少女の姿は消えていました。

彼女がいたところには青い布しか残っていません。

それは、少年が少女の足の傷へ巻いてあげたものと同じものでした。

少女の正体とは?

MVは上記のストーリー以外にバンドによる演奏シーンも挿入されています。

むしろ、それがメインなのかもしれません。

しかし、少年と少女のストーリーはとても印象的な内容です。

ミステリアスな少女の正体とは一体なんなのでしょうか。

浜辺に裸足の状態でいる少女は、真っ白な服も相まって浮世離れした存在に見えますよね。

実際に、最後消えてしまったので、本当にこの世のものではなかったのかもしれません。

少年との交流を通して、生前に受けた心の傷が癒えて成仏した…

そんな風に著者には見えました。

苦しんでいる彼女の脳裏には、墜落してゆく飛行機の映像がモノクロで流れていたことにお気づきでしょうか。

おそらく、彼女は墜落事故で短い生涯を終えてしまったのでしょう。

自分が亡くなったことに気づかずに浜辺にいたのかもしれません。

少年と過ごしている内に自分の死を悟った彼女は、それを受け入れて旅立っていきました。

地縛霊のようになっていたようですが、少年のおかげでやっと楽になれたのでしょう。

あくまで、推測ですが、そう考えると切ないけれどハッピーエンドと言えそうです。

さて、MVは少し悲し気な内容でしたが、歌詞はどうでしょうか。

歌詞についてもチェックしてみましょう。