【大黒摩季/ら・ら・ら】歌詞の内容はプロポーズ?!遠距離恋愛がテーマの歌詞でリアルな女心がわかる!の画像

懐かしいにおいがした すみれの花時計
恋愛中ってもっと楽しいと思ってた
好きになるのは簡単なのに輝き持続するのは…

ら・ら・ら ~今日と明日はあなたに逢えない

出典: ら・ら・ら/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季

『ら・ら・ら』は女性の目線から描かれた恋愛がテーマの歌詞です。

作者である大黒摩季さんが女性なので、そのあたりの感覚はお手のもの

男性ではあまり分からなそうな、繊細な感情に分け入って歌詞を作っていますね。

主人公は幼い頃、道端に咲いているスミレを取り、輪っかにして遊んだのでしょうか?

恋愛している実感をあまり感じられないときに、ふとそんなことを思い出す主人公。

人間は恋をする生き物。

そこが動物と違う点です。

しかし、理性が邪魔をして感情に任せられない一面もあります。

「その場の雰囲気」とよくいいますが、恋愛にとって確かに「雰囲気」も大事ですよね。

主人公の恋人は、いったいどのような人物なのでしょう?

お互い付き合いはじめは毎日が輝かしく、希望に満ちていた日々だった。

それが今主人公は迷っている。

恋人と会えれば一発で解決しそうな問題で迷っているのです。

2番

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TVやマスコミはいったい誰のもの?
とっても寂しいから とりあえずつけてます
夢があるのはいいのだけど こんな忙しい人じゃ…

ら・ら・ら ~今日も明日もあなたに逢いたい

出典: ら・ら・ら/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季

主人公とその恋人が、物理的にどのくらい離れているのか分かりません。

主人公は休日になっても彼と会えず、手持ちぶさたです。

たわむれにテレビを付けて番組を見てみるけど、特に何の面白みもない。

こんな一途に思ってくれる彼女をほったらかしいしている罪深き男は、「」があるらしいです(笑)

一般的に男性も女性も「」や「やりたいこと」がある方は、人物に魅力が出ると思います。

主人公の彼も、そんな魅力的な人物なのですね。

ただ、そればかりに夢中になって、大事な人のシグナルを見過ごす男もどうでしょうか?

なんだか主人公がかわいそうに思えてきますね。

1番目は「今日と明日もあなたに逢えない」。

2番目は「今日も明日もあなたに逢いたい」。

最後の部分に変化があります。

これは主人公の心の変化ですね。

彼に会いたいという切実な思いが募ってきています。

3番

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年月が経つのはナゼ こんなに早いのだろう
あっという間にもう こんな年齢だし、親も年だし、
あなたしかいないし…ねえ

ら・ら・ら ~何かやらなきゃ誰にも会えない

出典: ら・ら・ら/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季

恋人と会えず、生活にハリが出ない主人公。

いろいろな考えが頭のなかをよぎります。

あっという間に年を取ってしまった。

それと比例して、親も年老いてきた。

いよいよ自分の身の振り方を考えなくてはいけない。

確かに人間は暇でやることがないと、考えなくてもいいようなことまで考えがち

この主人公も同じなのでしょう。

そして主人公は、結局自分が何かことを起こさないといけないんだ、と悟ります。

主人公にとって、それは良いことなのか悪いことなのか...。

リスナーの判断が分かれる部分ですね。

4番

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人の心 裏の裏は ただの表だったりして
振り返れば恋ばかりで つい自分を忘れてた
これから私 何をどうして生きていけばいいんだろう…

ら・ら・ら ~やっぱり 今日も明日もあなたに逢いたい
ら・ら・ら ~だけど 今日も明日もあなたに逢えない

ずっと ずっと ずっと…一緒にいようね

出典: ら・ら・ら/作詞:大黒摩季 作曲:大黒摩季

堂々巡りの思考回路。

主人公は哲学的になります(笑)

コインの表と裏のように、人の心も裏の裏は表なんじゃないのか?

自分が深読みしすぎているだけで、実は人付き合いってそれほど複雑ではないんじゃないのか?

恋愛にかまけでばかりいて、自主性をなくしていた主人公。

いかに「自分」を大切にするか考えています。

それもこれも、彼と会えないせい。

主人公は途方に暮れてしまいます。

何を拠り所にしていけばよいのか?

結局、私には彼が必要なんだ、と主人公は悟ります。

最後の「ずっと...一緒にいようね」というフレーズ。

これは明らかに、結婚を意識した主人公の心が放っているフレーズですね。

それは分かりますが、はたして主人公の心境はどのような心境なのでしょうか?

自分には何もない」から「あなた」にすがって、そういうことを言ったのか?

それとも「自分」を確立させて、それでも「あなた」が必要なのか?

おそらく後者の方だと思います。

主人公は彼と会えない期間、ひたすら自問自答してきたのでしょう。

本当に自分には彼が必要なのかを。

その答えは、例え忙しくて会えないとしても、遠距離恋愛だとしても、あなたが好きだということ。

それだけは真実なんだ、と結論付けた主人公。

さあ、あとは彼と会うだけです!

主人公の恋は報われるのでしょうか?

おわりに

いかがでしたでしょうか?

今回は大黒摩季さんの『ら・ら・ら』を解説しました。

独特の「揺らぎ」を持つ彼女の声。

ロックとカントリーが混ざったサウンド。

遠距離恋愛の寂しさをつづる、切ないながらも力強い歌詞

今聴いても全く色褪せていません。

いや、色褪せるどころがまずますその魅力は増すばかりですね!

最後に「OTOKAKE」内で、「」をテーマにした記事をチョイスしました。

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