「そのドレスちょっと待った/back number」の歌詞は飛び切りの未練ソング？！アルバム収録曲♪

「そのドレスちょっと待った」は、2010年6月2日にリリースされたアルバム『あとのまつり』に収録されたbacknumberの人気曲です。

作詞作曲は、ボーカル、ギターの清水依与吏（しみずいより）が担当しました。

結婚が決まった元カノへの想いが詰まった歌で、その歌詞に共感する人が続出。

未練たらたらで吹っ切れていないところに、むしろ親近感がわく作品です。

清水依与吏さんは「そのドレスちょっと待った」について、こうコメントしています。

「個人的にはこの歌詞がいちばん気に入ってますね。もう単純に『そのドレスちょっと待った』って言えなかったという歌です。」

また、「昔の彼女が結婚してしまったってことを伝え聞いて、思ったことを歌にしました。全部歌詞に出てると思いますね。これほど説明のいらない歌はないんじゃないかな。」とも語っています。

清水さんの、元カノへの強い想いがうかがえますね。

「そのドレスちょっと待った」は、2016年12月28日にリリースされたbacknumber初のベストアルバム『アンコール』にも収録されています。

『アンコール』は「そのドレスちょっと待った」のほか、大ヒットシングル「クリスマスソング」やライブの人気曲「高嶺の花子さん」、結婚式の定番ソングとしても知られる「花束」など全32曲を収録しています。

「そのドレスちょっと待った」はライブでも盛り上がる楽曲で、2017年2月25日から2017年6月11日までの期間に開催された全国ツアー「All Our Yesterdays tour 2017」でも披露されました。

backnumberは、2004年に群馬にて清水依与吏（しみずいより）、小島和也（こじまかずや）、栗原寿（くりはらひさし）からなるスリーピースバンドです。

2007年にはバンドオーディションの「FM群馬主催ROCKERS2007」で、準優勝しています。

2008年に群馬のローカル局、FM TAROでレギュラー番組「PIZZA SMALL WORLD」を持つようになったことから、地元を中心にじわじわと話題に。

2008年6月に開催された「湘南音祭 Vol.2」のオーディションでは、オープニングアクトとして出場しました。

そして2009年2月18日に、ファーストミニアルバム『逃した魚』をリリースするに至ります。

その後、TOWER RECORDS一押しアイテム「タワレコメン」や、HMV一押しアイテム「HOT PICKS」に選ばれました。

さらに、FM各局パワープレイやソニーエリクソンCSコマーシャルソングに抜擢され一躍有名に。

2011年4月にはシングル『はなびら』をリリースして、ついにメジャーデビューを果たしました。

「そのドレスちょっと待った」の歌詞に耳を傾けると、

「もちろん幸せになって欲しいと思うんだけれども、だけど『…なんだろうなあ…』っていう感じがね…」と清水さんご自身が語っているような、複雑な男心を読み取ることができます。

「『待った！』と言いながらね、待たれても困るんですよね」という、どうにも踏み切れないもやもやした清水さんの気持ちをイメージしながら、さっそくその歌詞をチェックしていきましょう。

「へぇそうなんだよかったねおしあわせに」

という言葉とは裏腹に、真逆の気持ちに驚いている主人公。

みなさんは元カノや元カレが、別の人と結婚すると知ったらどんな気持ちになりますか？

長く付き合っていたら、「もしもあの時僕が強がらずに電話をかけられてたら」と後悔することもたくさんありますよね。

分かれて長い年月が経っているからもうすっかり吹っ切れているはずなのに、

「んんどうでもいいとは言いつつも気になるような」

という気持ちは、誰もが少なからず経験する感情ではないでしょうか？