ライブハウスという場所
一夜限りの非日常
煌びやかに照らされるスポットライト、妖艶さを映し出すスモーク...。
そして創り出される非日常。
OTOKAKE読者の皆さんはライブハウスに行かれた経験はございますでしょうか?
どんな場所でも、どんなアーティストでも、同じライブというのは1つとしてありません。
その時、その場所でしか奏でることの出来ない音があります。
経験できるライブはその時、その場所だけ...。
だからこそ、その一瞬に熱狂することが出来るのではないでしょうか。
ライブハウス大好き!という方も。
あんまり行ったことないかも…という方も。
皆、平等にその体験を共有することが出来る場所がライブハウスです。
そんな儚くも、熱狂的な場所を舞台にしたMVがSIX LOUNGEの「ふたりでこのまま」です。
今回は彼らの奏でた一夜限りの非日常をご紹介させて頂きます!
ロックバンド「SIX LOUNGE」
大分産ガレージロック!
SIX LOUNGEは九州は大分県出身の3ピースロックバンドです。
3ピースとはギターボーカル、ベース、ドラムの3人体制のことを指していますね。
彼らの奏でるサウンドはまさしくロックンロール。
荒々しくもどこか優しい楽曲に魅了された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
流行っているジャンルの音楽、と位置付けるのは難しいかもしれません。
しかし、それでもブレることなく自分達の音楽を発信し続ける彼ら。
そんな3人の姿に勇気を貰えます!
そしてその姿こそが、ロックンロールそのものかもしれません。
ジャケットの写真にも意外なヒントが?
お気に入りの音楽を増やしたい時に
筆者の憶測による余談になりますが、アルバムジャケット等、細かい部分にそのバンドのルーツを垣間見ることがあります。
今、この記事を読まれている方は2枚の写真をご覧になって頂けたかと思います。
1枚目はSIX LOUNGEのアルバム「夢うつつ」のジャケット写真です。
そして上に表示されているのはoasisのDefinitely Maybeというアルバムの写真になります。
どことなく雰囲気が似ているかと思いませんか?
oasisは90年代、イギリスのUKロックの代表格といっても過言ではないロックバンドです。
SIX LOUNGEとは何の関係もないじゃん!と思われるかもしれません。
しかし、彼らがoasisの影響を受けている可能性を否定は出来ません。
「夢うつつ」のジャケットがoasisに対するオマージュであるのではないかと筆者は考えています。
好きなアーティストのルーツを探ってみると、意外なところで彼らの隠されたメッセージに気付けるかもしれませんよ!
そこからお気に入りのアーティストや楽曲を増やしていくのオススメです!
MVは圧巻のライブシーン
SIX LOUNGEの魅力が詰まったライブ
さて、うんちくっぽい前振りはこの辺にしておきましょう。
こちらが「ふたりでこのまま」のライブ映像です。
既にご覧になった方も多いとは思いますが、まだ見ていないという方は是非ご覧下さい!
Gt.Vo、ヤマグチユウモリの「どこまでも行こう!」という叫びが印象的ですね。
演者の躍動感もさることながら、オーディエンスとの一体感も伝わってきます。
画面越しにライブのエネルギーを感じることが出来ますね!
楽曲自体はメンバーの3人が奏でるシンプルなサウンドとなっています。
だからこそ、発せられる音1つ1つがエネルギーに溢れています。
それに負けまいとするオーディエンスの熱狂は、まるで鏡に反射する光のようですね。
その場にいた人間のエネルギーで構成された1つの世界がこの映像に詰まっているように思えます。
舞台は渋谷、LIQUID ROOM
そんな一夜限りの世界の舞台となったのは、東京都渋谷区にあるライブハウス、LIQUID ROOM。
これまでにはサカナクションやBRADIO、KREVA等の国内アーティスト。
それだけでなく、Arctic Monkeys等の海外アーティストも訪れている場所です。
もしかしたら今後、あなたの大好きなアーティストが訪れることもあるかもしれませんね!