『さいごのアイスクリーム』について

【さいごのアイスクリーム/きゃりーぱみゅぱみゅ】歌詞がカワイイ♪YouTube動画も要チェック!!の画像

きゃりーぱみゅぱみゅ楽曲である『さいごのアイスクリーム』の収録アルバムなど、概要について紹介します。

きゃりーぱみゅぱみゅのアルバム『なんだこれくしょん』収録

「kawaii」を世界に発信する存在として、ファンからの絶大な支持を集めるアーティストきゃりーぱみゅぱみゅ

彼女の2ndアルバム『なんだこれくしょん』に収録された90's感溢れる楽曲『さいごのアイスクリーム』です。

アイスクリームへのアツい想いが描かれています。このチャーミングな歌詞に共感する女性の方も多いのではないでしょうか。

アルバム『なんだこれくしょん』には、『にんじゃりばんばん』『インベーダーインベーダー』をはじめとするシングル曲が多く収録されています。

しかし、『さいごのアイスクリーム』はそれらの曲に勝るとも劣らない名曲です。

また、『おとななこども』という泣ける曲もありますので、アルバムを聴いたことがない方はこの機会にぜひ聴いてみてください。

小室哲哉の影響を感じる?

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『さいごのアイスクリーム』は、90'sのギラギラとした質感とメロディーの良さを感じるポップな曲です。

当時を知る方は、小室哲哉がメンバーとして参加したTM NETWORKへのオマージュのように感じる方もいらっしゃるでしょう。

プロデューサーであり、『さいごのアイスクリーム』の作詞作曲を手がけた中田ヤスタカは小室哲哉の大ファンなのだそうです。

彼は酔っ払っている時に小室哲哉に何度か求婚したこともあるのだとか。

それを踏まえると楽曲に影響が感じられることも納得です。

切なくもかわいらしいこの曲の世界観と90'sのグッドミュージックなテイストの相性の良さに着目して、この楽曲を中田ヤスタカは作ったのではないでしょうか。

かわいすぎる歌詞を紹介

次に、『さいごのアイスクリーム』のかわいすぎる歌詞を紹介します。

見ていただくとわかりますが、この歌詞を歌って良い曲だと感じさせるのはきゃりーぱみゅぱみゅ以外に考えられません。

疲れた日には「アレ」が楽しみ

一日 はたらいて 今日はね お疲れで
ただいま お布団で 眠りたい がまんして
お風呂に とりあえず 深めに つかったら
楽しみ アレのこと 駆け足で 取りに行こう

出典: さいごのアイスクリーム/作詞:中田ヤスタカ(capsule) 作曲:中田ヤスタカ(capsule)

今日も1日がんばって仕事をして、やっと帰宅したのでしょう。いつも以上に疲れたのかもしれません。

あるいは、今日は金曜日で月曜日からの疲れが溜まっていたということも考えられます。

それだけ疲れていたら、早く布団で眠りたくなりますよね。しかし、ここはグッと我慢します。

じっくりとお風呂につかって疲れをとり、一息ついてリラックス。それだけでも、とても幸せですよね。

しかし、これはあくまでも前ふりなのです。この後により大好きなものを楽しむための助走と言えるでしょう。

お風呂に入ってさっぱりしたら準備万端。最高に楽しみにしていた「アレ」の元へ急ぎます。

楽しみにしていたのに

味良し 形良し 色良し 香り良し
楽しみにしていた なのに なのに なのに

出典: さいごのアイスクリーム/作詞:中田ヤスタカ(capsule) 作曲:中田ヤスタカ(capsule)

味・形・色・香りのすべてがパーフェクト。そんな食べ物があったら、いやでも期待が高まります。

だからこそ、この日のためにとっておいたのでしょう。

「なのに」何があったのでしょう。残念ながら、悲劇の予感しかありません。

アイスクリームがなくなっている

さいごのアイスクリーム
アイスクリーム いちご味の
アイスクリーム アイスクリーム なくなってる
食べたやつは許さない 右手のスプーンが凶器
アイスクリーム アイスクリーム いちご味の
アイスクリーム アイスクリーム なくなってる
なかなか手に入らない
あのアイスクリームとっておいたのに

出典: さいごのアイスクリーム/作詞:中田ヤスタカ(capsule) 作曲:中田ヤスタカ(capsule)

もちろん、楽しみにしていたのは「さいごのアイスクリーム」です。

最後ということは、お気に入りのアイスをまとめて買ったと考えられます。

「いちご味」がお気に入りというところが、きゃりーぱみゅぱみゅのキャラクターとマッチしています。さすが中田ヤスタカと言えるでしょう。

しかし、そのアイスクリームがなくなっているのです。

パーフェクトな逸品で入手困難なレアなアイスクリーム。つらい仕事のモチベーションになるような存在なのだから、その味は至福なのでしょう。

そのアイスクリームがなくなっていたら、少なからず絶望を感じるでしょう。そして、食べしまった犯人に対する怒りが湧いてくると思います。

食べる気満々で右手に持ったスプーンは今では「凶器」に変わっています。

スプーンをどのように凶器に使うのかは気になりますが、怒っていることはよくわかります。

この日のために食べるのを我慢してとっておいたアイスクリームがなくなっていたら、そのショックは計り知れないでしょう。