EXILEの「Ki・mi・ni・mu・chu」
「Ki・mi・ni・mu・chu」は誰が作詞をしたの?
作詞は現在、目下アメリカに留学中のATSUSHIが担当しました。
サントリー ザ.モルツのために書き下ろしました。コンセプトは「日ごろの溜まった鬱憤をみんなで飲んで盛り上がって吹き飛ばそう」というところから来ています。
CMではEXILEのメンバーがパーティーで飲んで歌って盛り上がっているシーンを捉えています。
まさに一度聴いたら忘れられることの出来ない、上げ上げのパーティーチューンになっています。実際今でも私の頭から離れません(笑)
サントリー ザ.モルツって?
サントリーが今までの「モルツ」よりも、より本格的なビールを造ろうということで発売した、同社が力を入れている特別なビールです。
筆者も飲んでみましたがとっても美味しかったです。プレミアムモルツよりすっきりした味わいかな。
「Ki・mi・ni・mu・chu」の歌詞の意味を見ていく
最初と二番目のパラグラフ
あいつのせいで また今日も最低
そんなことばっかグチリまくってる
どうしようもないbad day
ちょっと寄り道して カラオケ歌って ビール飲んで忘れよ
出典: Ki・mi・ni・mu・chu/作詞:ATSUSHI 作曲:Daniel Sherman,Claire Rodrigues Lee,Sam Gray
この部分では、職場で何か嫌なことがあったのでしょう。かなりストレスが溜まっている状態を表しています。
だからその溜まった鬱憤を、みんなでカラオケ歌いながらお酒を、この場合ビールを飲んで発散しようというわけです。
ここまでは少しネガティブ入ってるなとは思いますが、良くありがちな詩です。
ところがです。次を見てみましょう
三つ目のパラグラフ
Oh金さえあれば幸せ? そうでもない気もするけど あの子にプレゼントくらいはしてみたい
出典: Ki・mi・ni・mu・chu/作詞:ATSUSHI 作曲:Daniel Sherman,Claire Rodrigues Lee,Sam Gray
えっ?! どうしたの?途端に、金さえあれば幸せ?と自問することで、急に哲学的とも取れる迷宮にリスナーを巻き込んできます。
しかしその次のフレーズでは、あの子にプレゼントしたいと、急に俗世間的な現実に舞い戻ってきます。
お金ってどれくらいのプレゼント?それはさて置き、この気持ちの揺れはどう解釈したらよいのでしょう。
お酒が回って、彼の思考は現実と非現実の間を行き来しているのでしょうか?
そして極め付きは、表題でもある次のフレーズです。
表題のフレーズ
Kiminimuchu-一日中、全然頭から離れない
出典: Ki・mi・ni・mu・chu/作詞:ATSUSHI 作曲:Daniel Sherman,Claire Rodrigues Lee,Sam Gray
これは「君に夢中」をローマ字で表しただけだと思いますが、なにやら意味深じゃないですか?
これはサントリーザ・モルツに対するものでしょうか?
それともみんなでわいわいしている間でも、思い人(恋人でも片思いでも)のことを片時も忘れられないのでしょうか?
さて次に行ってみましょう。