福山雅治『桜坂』を徹底解剖！社会現象にまでなった名曲の歌詞の意味を解説♪

2015年にタレントの吹石一恵と結婚した時は、ショックで会社を休む女性が多発するという社会現象まで引き起こしました。

2017年に新曲「聖域」をリリースしました。この曲はテレビ朝日の木曜ドラマで武井咲主演「黒革の手帳」の主題歌になっています。

「黒革の手帳」といえば松本清張原作で何度もドラマ化されています。

1982年は山本陽子主演、1984年は大谷直子主演、1996年は浅野ゆう子主演、2004年は米倉涼子が主演を務めています。

名曲「桜坂」が生まれたのはTBSのバラエティー番組「ウンナンのホントコ！」のコーナー「未来日記」です。

この「未来日記」多くのアーチストが主題歌を担当し、ヒットを飛ばしました。

未来日記Ⅲ「3人のクリスマス」ではサザンオールスターズが音楽を担当し「TSUNAMI」を発表しました。売上は293.6万枚で、サザン史上堂々の1位の売り上げとなりました。

「桜坂」は南原清隆脚本で、未来日記Ⅴ「スケッチブック」の主題歌です。

本曲はサビの作り方が、作曲家たちに高く評価されています。

一般的にサビの部分は他の部分よりも高音を使うことで、盛り上がりを得る構造となっています。

一方本曲は実に淡々とサビに突入し、曲調的には単調ともいえるのです。

しかし聴く者はサビの部分に心奪われ、思わず口ずさんでしまいます。

名曲といわれる歌には、歌詞だけではない天才的な技術が隠されているのかもしれません。

サザンオールスターズの「TSUNAMI」が発売されたも「桜坂」が発売された年と同じ2000年です。

この年は若い男女の恋愛模様を描く「未来日記」ヒットしました。

また、hitomiの「Love2000」はシドニーオリンピックで活躍した高橋尚子選手がテンションを上げるために聞いていたとして有名になり、大ヒットを飛ばしました。

年間売り上げでは浜崎あゆみが217.5億円で断トツのトップを獲得しています。

つんくプロデュースのモーニング娘が活躍したものこの2000年です。

シングルのオリコン年間ランキングでは

1位がサザンオールスターズの「TSUNAMI」

2位が福山雅治の「桜坂」と

未来日記、アミューズが1・2フィニッシュを飾っています。

ではいよいよ「桜坂」の歌詞についてみていきます。

別れても別れた女性の幸せを願うそんな素敵な別れ方をしたのでしょう。

「風にそっと歌うよ」はこの歌声が、女性の元に届いて欲しいという気持ちが込められています。

女性を思う気持ちは今でも変わらないのだと。

この歌詞には別れてしまってもずっと愛している、という切ない想いが込められています。

しかし、彼は彼女とやり直したいとは願っていません。

一度壊れた関係は、元通りに戻ることはないと知っているのでしょう。

まだ彼女を想っているけれども、一緒になることは出来ないのです。

彼は想いを胸にしまい、彼女の幸せを願っています。

自分のものにならない女性に幸せになって、と願う優しい男性の姿が描かれているのです。