性別は女性なんでしょうか?
能力のパラメーターは隠されています。
そして奇妙な動きで誘惑してくるのです。
劣勢から好転はない!
わたし フラストレーション生命体
精神的安定はない!
あなた フラクション状態
出典: https://www5.atwiki.jp/hmiku/pages/33077.html
このサビの盛り上がる部分も意味不明です。
でも凄いフラストレーションがたまっている生命体の感じってよくわかります。
凄くストレスがたまっている生き物なんですよね。
そしてフラクション=断片、破片といった状態というのはひとりぼっちということでしょうか?
ここで何かみえてくる感じがします。
ねえもっと近づいてほしいの あなたには
何光年 何次元 はなれていても
呼吸 体温 匂い 実体 何もなくても
心、至って エモーション
エモーション
出典: https://www5.atwiki.jp/hmiku/pages/33077.html
この部分まできて、この歌はインターネット時代の愛の歌なのだということがわかります。
最初の異世界感は、言葉で飾られているだけでコンピュータの画面に向き合っている状態を比喩的にあらわしていたのかもしれませんね。
そして画面越しでも近づいて欲しいという求愛の歌なのかもしれません。
画面越しだから呼吸、体温、匂い、実態がありません。
でも音楽や言葉を通じて心のやりとりはできます。 だからエモーションという言葉が響くのでしょう。
インターネット時代の恋愛
10代でも20代でも現実はそんなにいいことはありません。
そういう時に、思わずスマホやPC越しに自分の気持ちいい場所を求める気持ちはよくわかります。
現実とは違って、話があう、コミュニケーションがしやすい、居心地がいい、自由だ。
そういう部分がインターネットには過ごし方によってはあると思うのです。
そして実際に歌ってみたり、踊ってみたりすることで、自分のことをみてくれる人もあらわれるかもしれません。
現実では認められないそういう部分が満たされることもあるのかもしれません。
もちろん画面越しの関係は危険もいっぱいです。
相手がどういう人間かわからない。
でも結びつきたくても結びつけない現実よりも、インターネット上で誰かと会いたくなることはあると思います。
そういう時代の歌として、この「パーフェクト生命」は響いているような気がします。
平安時代の恋
平安時代も顔もわからない相手と和歌を詠み合って、この人はどういう人か、どういう思いを持っているのか探り合った文化でした。
和歌とは愛の表現だったのです。
そう考えると、インターネット上で、歌をとおして人と出会うことは、古くて新しい日本文化でもあるのかもしれません。
インターネット上で表現してみる。
自分ひとりでいると人生はとても大変です。
そういう時に自分の気持ちを表現することは悪いことではないと思います。
自分の表現を楽しんでくれる人がいたらきっと楽しいでしょうね。
どういう人かわからないけれど、音楽や言葉を通じて、相手がどんな人か感じてみるのもいいかもしれません。
気をつけながら使用すれば、インターネットにはまだまだ可能性があると思います。
最後に
「パーフェクト生命」だけではなく自分の心に響く歌がインターネット上にはたくさんあります。
そういう音楽を聴きながら、いつか自分も歌ったり、恋したりできたら、素敵ですよね。
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