「永遠の白線」（けやき坂46）はひらがなけやきの名曲！センターは◯◯！？歌詞・パート割を公開！

漢字欅とひらがなけやきは、対照的と言っていいほど印象の違うクループです。

漢字欅はパフォーマンスが激しく、エモーショナルに感情をぶちまけるグループ。孤独感や存在の薄さへの耐えられなさを切に歌い上げるのに、受ける印象は「静」です。

対してひらがなけやきは「動」の印象を受けます。

いきていることに対しての問いかけは、漢字欅よりもずっと少ない。

歌い方もアイドル！って感じで、漢字欅の持つ荒々しさには及びつかないものがあります。

なのに、いきていることへの「喜び」や「疑問」が生き生きと耳に飛び込んできて、開かれている空間のように「未来」に対してポジティブになれるのです。

これはひらがなけやきにしかない魅力だと言えます。

思春期特有の「誰とも違う自分」を感じたいのならば、漢字欅を聴いた方が肯定的に受け取れます。

しかし、ひらがなけやきを聴くならば、未来の自分への可能性を信じながらも、「みんなとなにも違わない自分」というものも受け入れる気持ちが必要です。

歌詞の激しさは漢字欅の方が圧倒的に上なのに、生きる苦しさはひらがなけやきの方がありありと描いているのです。

でも、その苦しさを自分のものに消化するのがなかなか難しいですよね。

学校や仕事、人間関係の悩み…色々と人生につまずくことはありますが、けやき坂46は「みんな同じように悩んでいるよ、だから一緒に前を向こう」と勇気をくれます。

楽曲から溢れ出るパワーが、私たちを照らしてくれます。

「欅坂46は知っていたけどけやき坂46は知らなかった」という方も、ぜひひらがなけやきの楽曲を聴いてみてください。

きっと元気と勇気をもらえるはずです。