「眩しいDNAだけ」はどんな楽曲?

グルーヴ感とウィスパーボイス

ずっと真夜中でいいのに。【眩しいDNAだけ】MVを解釈!主人公はヒューマノイド女子?他キャラも登場?の画像

2019年2月4日にYouTubeMVが公開されたの楽曲「眩しいDNAだけ」。

ずっと真夜中でいいのに。(以下、ずとまよ)における実に3カ月ぶりのシングルの発表となりました。

彼らはシングルをCDリリースしないため、2019年2月27日から始まる配信で購入することができます。

爽やかなアップテンポの楽曲が多かったずとまよ。

今回の「眩しいDNAだけ」はグルーヴ感とウィスパーボイスが魅力の作品となっています。

また、2018年11月14日公開の楽曲「ヒューマノイド」に登場する人物が再登場する点にも注目です。

MVをチェック

「ヒューマノイド」とリンクする

「眩しいDNAだけ」のMVでは「ヒューマノイド」のMVの終盤で登場した少女が主人公となっています。

また、「ヒューマノイド」で舞台となった場所も出てくるのです。

「ヒューマノイド」で舞台となっていたビルは廃墟となっており、とても閑散としています。

 登場する少女の表情も、以前より一段と暗い印象。

少女はどんな思いを抱えているのでしょうか?

虚ろな眼差しの少女

ここからは「眩しいDNAだけ」のMVの意味を解釈していきましょう。

様々なシーンからその背景が推測できますよ。

少女が抱える苦痛

毎日淡々と生活している少女。

天気や時間帯が変わっても、少女は変わらない表情で淡々と食事の準備を繰り返しています。

途中で現れる人の姿の「顔だけが黒く塗りつぶされている」のが印象的。

しまいには切り落とした野菜の断片が顔に置き換わっている…。

そして、1番のサビの前では「顔が野菜になった人たち」に少女が囲まれている様子が…。

少女の胸にはポッカリと大きな穴が開いています。

いじめを受けたのでしょうか?

自分を傷つけた人のことを想い出すことすら辛いから、顔を想い出さないようにしているのかもしれません。

よく緊張したときに観客を「かぼちゃ」だと思えといいます。

高ぶった感情を抑えるために、人物の顔を「野菜」に置き換えているのでしょう。

そして出来上がった料理にすかさず蓋をして、次の場面へと移りました。

食事をとる少女の暗い表情

一人での食事を終え、今度はレストランのような場所で食事をとるシーンに切り替わりました。

通常だったら美味しそうに食事をするはず…なのですが、少女はそうではありません。

食べれば食べるほど暗い表情を浮かべるのです。

なぜでしょうか?

しかも食べているものは「おにぎり」「焼き鳥」「コロッケ」「アイス」「タコス」「メロンパン」など。

気軽に買えるジャンクフードの部類を貪るように食べています。

まるで「食べることで何かを逃避している」ようにも見えるのではないでしょうか?

少女は胸のつっかえを抱えたまま、淡々と生活をしています。

そして、何かを決心したかのように行動をおこすのです。

物語が進展する

「ヒューマノイド」の舞台へ

懐中電灯を握りしめた少女はとある廃墟へと入ります。

そこはなんと、「ヒューマノイド」の舞台となったところ。

すっかり廃れてしまった建物の中を進んでいくのです。

「ヒューマノイド」で登場した主人公に会いに向かっているのでしょうか?

やがて「ヒューマノイド」の主人公がいたコンピュータールームに辿りつきました。

ところがそこには誰もいない…。

感情が高ぶった少女は懐中電灯を振りかざし、コンピューターを破壊。

少女の顔にも「ヒビ」が入りました。

少女もヒューマノイド…つまりロボットだったのでしょうか?

それとも、ロボットのように生きる姿を比喩した表現なのでしょうか?

感情の高ぶりとともに悲しい過去が回想されます。

一瞬蘇る過去