想像してみた 後の姿を
たくましくない まだここから
いつか僕ら そこに立つから
でしょ??

出典: Black to the dreamlight/作詞:beat mints boyz 作曲:松隈ケンタ

ここまで歌詞を見て来て、そしてこの部分を見て感じたことがあります。

それは主人公の「いつかそこに立つ」という言葉は固い誓いなどではないということ。

きっと彼は自分に「いつか」と言い続けることで現実から目を背けようとしているのではないでしょうか。

要するに「いつか」と言うことで今は不甲斐なくてもいいんだと甘えてしまっているのです。

最後の「でしょ??」と同意を求めるあたりに他力本願なものを感じます。

しかしこれは捉え手次第で解釈がかわってくる部分でもありますね。

なんとか奮い立たせて頑張ろうとしている…という捉え方もできます。

いずれにしても夢を追うということには、複雑な感情が絡んでくるということですね。

弱さをさらけ出した主人公の様子が胸に沁みるのは

今回はEMPiREの「Black to the dreamlight」を紹介、歌詞を中心に楽曲に込められた意味に迫って参りました。

表現されていたのは夢を追うことの苦しみ。

夢を追うことをテーマにした楽曲というのは数あれど、ここまで主人公の弱さをさらけ出したものも珍しいのではないでしょうか。

人間というのは本来、傍から見るよりもずっと弱いものですよね。

例え歌詞だとしてもそれは隠してしまいたくなる弱さです。

その弱さを惜しげもなく表現しているという意味で、この曲はよりリアルに映るのだと感じます。

見せるか見せないかの違いで、誰しもが持っている弱さ。

だからこんなにも胸に沁みるものがあるのです。

こんなアーティストもオススメ!

EMPiREが好きだという方にオススメなのは、これまた一風変わったアイドルグループのMaison book girl。

彼女たちは楽曲が変拍子で作られていることが特徴です。

MVの演出なども込み入ったものが多く、その奥深さに引き込まれますよ。

アイドルの中でもこうやって多様なグループが生まれてくる様は、見ていて楽しくもあります。

アイドルブーム様様といったところですね!

夢の専門家の力を借りた楽曲、MVがすごい!Maison book girlの2ndアルバム「yume」より「夢」を紹介します。歌詞にはこれまた変わった視点で描かれる恋物語が隠されていたり?

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