Superflyの2019年版おすすめ人気曲ランキングTOP10!テンションが上がるロック曲はどれ?の画像

2012年8月15日発表、Superflyの通算15作目のシングル

ミディアム・テンポの落ち着いたナンバーです。

ピアノのコードストロークが印象的。

はちきれそうな越智志帆の歌唱が素晴らしいです。

歌詞はしっかりと自分の愛を確かめる内容。

愛が溢れ出してきそうな勢いを感じます。

ゴスペルとも親和性があるのが越智志帆の歌唱力の凄さです

歌詞を見ていきましょう。

能動的な愛

どうしよう、どうしたらいい?
こんなにも"誰かを愛せる"って
涙が溢れ出す

愛を知って輝いてるよ
迷わないで世界を照らしてく
夜空の月のように
こんなにも輝いてるよ

ほら、この空で
見て、
光るよ

出典: 輝く月のように/越智志帆+jam 作曲:多保孝一

越智志帆歌詞には愛されることへの欲望やこだわりがないです。

一貫して能動的・積極的に自分の方から相手を愛することの素晴らしさを訴えます

「愛するということ エーリッヒ・フロム 紀伊国屋書店」

この著名な著作で社会心理学の先人が「愛する技術」を執拗に説いているのを思い起こします。

愛に対して受動的な態度を取り続けることの危険性を指摘した名著。

多くのアーティストがこの著作で「愛するということ」の意義を見出します。

越智志帆の歌詞に通底する「愛されるより愛したい」という前向きな姿勢はこの著作に負けず劣らず鮮明。

人は愛する力で自分の孤独を打ち破り他者との壁を取り払います

「愛されるより愛したい」

恋愛における哲学で何よりも大切なことをこの曲が教えてくれます。

第4位 「Beautiful」

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2015年5月27日発表、Superflyの通算5作目のオリジナル・アルバム「WHITE」収録。

とにかくファンからの人気が絶大な曲です

ロックとポップの融合という感じの壮大な曲調。

この曲は他者を鼓舞するというよりは自分を奮い立たせる歌詞です。

自分を上げる歌詞を提示することでリスナーの気持ちも上げてくれる構図になっています

歌詞を見ていきましょう。

ファンの支持が根強い1曲

世界で一つの 私に幸あれ
涙に幸あれ 明日に幸あれ

世界で一つの 輝く光になれ
泣いてもいい
私を歩いてゆくのさ
涙は頬を 流れる星のようさ
私になれ
私を叶えて生きてくのさ

いつの日も
いつの日も

出典: Beautiful/作詞:越智志帆 作曲: 越智志帆 蔦谷好位置

「私になる」というのはフランスの実存主義哲学者・J・P・サルトルの「自己投企」の概念にも通じます。

ただし越智志帆がサルトルなどの実存主義哲学を経由しているかどうかは分かりません。

小難しい哲学書ではなくポップソングの形で提示されているものを賞味したいところです

ファンから熱い支持があるのも肯ける力強い歌詞になっています。

越智志帆ほど強い人間になれるかどうかは分かりません。

それでも自分なりの努力は怠らないでおこうと思わせる歌詞です。

もっとランキング上位でいいような気もしますがSuperflyにはまだまだ名曲があるのでした

第3位 「タマシイレボリューション」

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2010年6月18日発表、Superflyの通算5作目の配信シングル

Superflyのテンションが上がるロック・チューンといえばこの曲が筆頭になります

いつまでも聴いていたくなるような良質のハード・ロックです。

2010年度のNHKのサッカー関連のテーマソングになりました。

サッカーのスピード感との親和性が半端ない曲です

歌詞を見ていきましょう。

鳥肌モノのハード・ロック

スタンドアップ!モンスター 上空へ
痺れる歌を 響かせてくれ
スタンドアップ!ファイター 豪快に
going on, moving on
今立ち上がれ

スタンドアップ!モンスター 頂上へ
道なき道を 切り開くとき
スタンドアップ!ファイター とんがって
going on, moving on
戦いの歌 未知の世界へ
タマシイレボリューション

出典: タマシイレボリューション/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆

意味よりもノリに気を配りたい歌詞です。

サムライ・ブルーの戦士たちには心強い応援ソングになったはず。

一方でサッカー選手に限らずあらゆる人を鼓舞する力強いサウンドと歌詞になっています

豪快なサウンドで熱狂的なファンのみならず広く人々に支持されました。

繰り返しにはなりますがこういう良質なハード・ロックをもっと聴きたいです。

往年のハード・ロックの香りもするのですが21世紀的でもある

この曲をランキングの3位に推します。