アニメ『犬夜叉』のオープニングテーマ!

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2003年にリリースされたEvery Little Thingの「Grip!」。

今までは恋愛ソングが多かったELTですが、この曲はポジティブな人生観を映し出す曲となっています。

アニメ「犬夜叉」のオープニング曲として起用されたことでも有名です。

「犬夜叉」は世界中から愛されているアニメなので、この曲が世界中に知れ渡るようになったのも事実。

世界中からファンが集まる名曲なんです!

持田香織さんの歌声がいい!

ボーカル持田香織さんの歌声は、とても温かくそれでいてパワフル。

親しみのある歌声からは、まるで友達が歌っているかのような親近感がわいてきます。

これなら歌えそう!と思って実際にカラオケで歌ってみるのですが、全くマネできません。

恥ずかしながら、そこではじめて彼女が素晴らしい歌唱力の持ち主だということに気が付くのです。

年々歌声に磨きをかけている彼女の魅力的な歌声は、「Grip!」でも輝いています。

アニメのテーマとしてぴったりの爽快な世界観を映し出しながらキラキラと輝いているのです。

タイトル「Grip!」とは?

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ポジティブな雰囲気で魅力たっぷりの「Grip!」。

タイトルにはどういう意味が隠されているのでしょうか?

歌詞の意味に入る前にちょっぴりチェックしておきましょう。

タイトルの「Grip」は、「掴む」という意味。

でも、何を掴むのでしょうか?

何を掴むの?

曲名の由来は愛人を握りしめるという意味からである。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Grip!

握りしめるのは「愛人」とあります(苦笑)…。

でもまさかELTの曲で、しかもアニメの主題歌なら「愛人」のわけはありませんね。

これは、いわゆる「愛人」ではなくて「愛する人」ということでしょう。

本当に愛する人を握りしめることが人生で最後に笑う方法なのでしょうか?

「Grip!」の歌詞の内容を見ながら、解釈していきたいと思います。

「Grip!」の歌詞を紐解く

夢をはばむ現実社会

藍色に散らばる 七つの星よ
それぞれに今 想いは募り 打ち砕かれて 愛を叫んだ
逃げ出す事も出来ずに 夢にすがりつく
イ カ サ マ な日々などにはもう負けない

出典: Grip!/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhiro Hara

歌詞のはじめの1行は、犬夜叉に出てくる「七人隊」のことをさしているのでしょう。

ここでは七人隊については深くは触れませんが、散らばったそれぞれの人生について歌っているようです。

世界中には想いが叶えられないままに死んでいった人がたくさんいます。

その多くが生きている間に夢を壊された人々

大きな夢や小さな夢をそれぞれ必ずもっているのですが、それを掴むことができないのです。

夢をはばむものは現実社会

社会のせいにするのは良くないとは思いつつ、どうにも前に進めないのは社会の問題であることも多いものです。

それぞれに辛い現実がありながら、それには絶対に屈しないと心に誓います。

本当に大切なモノって?

目覚めよう この瞬間を
やがて僕らを取り巻くであろう
むせかえるようなリアルな日常
大切なものは…何だっ?!
贅沢な世界の中に見え隠れする 永遠の破片(カケラ)
さわって つかんで 僕らの今をきっちり歩いてこう

出典: Grip!/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhiro Hara