キョンキョンはいくつになっても永遠のアイドル!

【渚のはいから人魚/小泉今日子】夏の名曲にズキンドキン☆歌詞を徹底解釈!紅白歌合戦のお宝映像も!の画像

1982年のデビュー以来、常にトップを走り続ける小泉今日子

昨今は豊原功補との不倫報道で世間を賑わせましたが、小泉今日子人気は陰りを見せることはありません。

小泉今日子は堀ちえみ、三田寛子、松本伊代、早見優、中森明菜、シブがき隊らと同期で、「花の82年組」と呼ばれるアイドル黄金期に活躍しました。

そんな小泉今日子の大ヒット曲「渚のはいから人魚」を、小泉今日子のプロフィールを交えてご紹介します。

「スタ誕」でデビュー!

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1966年2月4日生まれ、神奈川県厚木市出身の小泉今日子は、1981年開催された日本テレビのオーディション番組、「スタ誕」こと「スター誕生!」に出場し、芸能界デビューを果たしました。

同番組で森昌子、山口百恵、片平なぎさ、ピンク・レディー中森明菜ら錚々たる面々が芸能界デビューした名番組でした。

1982年3月にリリースされた「私の16才」でアイドル歌手としてデビュー。当時はまだフリフリのワンピースを着用、他のアイドルと見分けがつかないほど、あまり特徴のない女の子でした。

ところが1983年5月にリリースされた「まっ赤な女の子」で髪型をショートカットにしイメージチェンジ。これが見事に当たり、小泉今日子は瞬く間にトップアイドルに登りつめました。

石立鉄男の名セリフ「薄汚ねぇシンデレラ!」

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1985年1月クールで放送された大映ドラマ「少女に何が起こったか」は、小泉今日子初の連ドラ主演ドラマです。

かつて絶大な人気を博した大映ドラマとは、「噂の刑事トミーとマツ」「スチュワーデス物語」「スクール☆ウォーズ」「ヤヌスの鏡」など、若手アイドルを起用した人気ドラマです。

大抵は主人公が不幸な生い立ち、貧乏、苦学生など苦境を強いられ、最後はハッピーエンドがデフォルト。

「少女に何が起こったか」もそのデフォルトにのっとったドラマでした。

北海道稚内に住む主人公・雪(小泉今日子)は音楽大学の学長宅で使用人として働きながらピアニストを目指す少女。

毎晩0時になると、石立鉄男扮する謎の刑事が現れ「薄汚ねぇシンデレラ!」とキョンキョンに罵声を浴びせます。

今見れば、とんでもないストーリーなのですが視聴率が20%を越える人気ドラマとなり、小泉今日子の代表作となりました。

結婚、離婚しても人気は衰えず

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1995年、俳優・永瀬正敏と結婚した小泉今日子。これを機にアイドルを脱却し、本格的に女優へとシフトしました。

誰もが羨む美男美女、おしゃれでかっこいい夫婦と称されていましたが、2004年に離婚しました。

そんな元夫婦が、夫婦役で共演すると話題になったのが映画『毎日かあさん』です。

漫画家・西原理恵子の実体験を元にして描かれたコミックの実写映画化で、小泉今日子がサイバラリエコ役、永瀬正敏が夫・カモシダユタカ役を演じました。

小泉今日子史上初のオリコンチャート1位獲得

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1984年3月にリリースされた9枚目のシングル「渚のはいから人魚」は、小泉今日子史上初、オリコン週間チャート1位を獲得しました。

「ザ・ベストテン」(TBS)最高4位、「ザ・トップテン」(日本テレビ)最高3位にランクイン。売り上げは33.1万枚を突破し名実共に小泉今日子がトップアイドルに登りつめたのです。

さらに同曲で、小泉今日子は「第35回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしたのです。

小泉今日子、NHK紅白初出場お宝映像

第35回NHK紅白歌合戦

1984年12月31日に放送された「第35回NHK紅白歌合戦」は、歴史に残るハプニングがあり人々の記憶に残る放送回でした。

紅組の司会は森光子、白組司会は鈴木健二アナ、総合司会は生方恵一アナ。小泉今日子の曲紹介で森光子は、当時爆発的人気だったチェッカーズの衣裳を着用しています。

また、この年の紅白を持って「普通のおばさんになりたい」と引退宣言した都はるみにとってのラストステージだったのです(1990年完全復帰)。

大トリを務めた都はるみに、客席からは異例のアンコール。鈴木健二アナが「私に1分時間をください!」と言って都はるみに最後にもう1曲歌って欲しいと説得したのです。

このフレーズは当時の流行語となりました。

ステージも、客席も、そしてお茶の間も感極まった最高のエンディングだったはずなのに、生方恵一アナが都はるみのことを間違って「ミソラ」と呼んでしまったのです。

都はるみと美空ひばりを言い間違える大失態をおかした生方アナは、結果的にNHKを退職。この「ミソラ事件」と退職は関係ないとされていますが、実際のところは大きな影響があったと察します。

いろいろな意味で、この年の紅白はその後のテレビ史に名を残すこととなりました。

歌詞から紐解く「渚のはいから人魚」を徹底解釈!

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