RADWIMPS「セプテンバーさん」
2006年にリリースされた通算3thアルバムに収録
「セプテンバーさん」は、2006年2月15日にリリースされたアルバム「RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~」の収録曲です。
このアルバムは、今や日本のトップを走るRADWIMPSのメジャーデビュー作となります。
オリコン週間チャートは13位となっていますが、登場回数はなんと159回を記録しており、ロングヒットとなりました。
収録曲には「へっくしゅん」「25個目の染色体」などがあります。
Aimerがカバーした「セプテンバーさん」
「セプテンバーさん」は、野田洋次郎が楽曲提供とプロデュースを務めたAimer「蝶々結び」のカップリングにカバーが収録されています。
このシングルは2016年にAimerの11thシングルとしてリリースされ、10万枚を超える累計枚数を記録しました。
原曲とはまた違ったイメージなのでぜひ聞いてみてください。
「セプテンバーさん」の動画
初の野外ワンマンライブの時に歌った「セプテンバーさん」
こちらの動画は、2013年9月15日に宮城県川崎町で行われたワンマンライブ「青とメメメ」で「セプテンバーさん」を歌った時の映像です。
曲の終わり方がまた鳥肌が立ちますよ。ギターの音もRADWIMPSらしいです!
「セプテンバーさん」は、夏が終わった直後の「9月」のことを歌っています。
更に「セプテンバー=9月」「さん=3」と表記し「9月3日」が「セプテンバーの日」ともなっているようです。
「セプテンバーさん」の歌詞
僕はきっとセプテンバーさん
一人のために描いた夢を
誰かに使いまわした
そんなこともあるさと
笑える僕もきっとセプテンバー
出典: セプテンバーさん/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
例えば、特別なあの人のためにって思って選んだプレゼントを、別の人が気に入ってしまってその人に渡してしまうときのような感じでしょうか。
本来の目的で果たせなかったけれど、「仕方がないよね」と笑ってしまう気弱な僕がこの曲の主人公です。
そして、自分をはっきりと主張できない所が、「9月」に似ていると歌っています。
確かに、8月は夏休み、10月にはハロウィンがあってイベント感がありますが、9月にあるのは「敬老の日」と「秋分の日」のみなので、ちょっと地味ですよね。
周りが目立っているから「そんな風に思われても仕方ないよ」と笑っていそうです。
まだ夏を感じていたい君
『夏』ってだけでキラキラしてた あの気持ちが好きなの
「もう少しだけここにいさせて」そんな顔で僕見るの
出典: セプテンバーさん/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
夏は恋も一段と盛り上がる季節ですよね。周りの人がキラキラしているように見えてしまう楽しい季節だから好きな人も多いでしょう。
「もう少しここにいさせて」と言っているのは、夏が楽しくて仕方がない君。
でも君が笑える理由なら 僕が見つけてきてあげる
こんな二人を繋ぐのは きっとなんでもないセプテンバー
出典: セプテンバーさん/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
まだまだキラキラした夏の中で笑っていたいとねだる君。
でも、夏じゃなくても君が楽しく笑っていられるものを見つけてあげると説得します。
地味でイベント感のない9月のような僕だけど、側にいるだけで笑っていられる。2人の愛を育てていくには何もない時間だって必要だと語ります。