レミオロメン「スタンドバイミー」

爽やかな希望ソング!

爽やかな希望ソングと聞いて、あなたはどんな曲が浮かびますか?

筆者が思い浮かぶのは、ゆずの「始まりの場所」や、秦基博の「今日もきっと」など。

一歩踏み出したい時に背中を押してくれる曲は、世の中に溢れています。

今回は、そんな前向きで爽やかな楽曲の中でも、特に未来へと希望が広がる歌詞が魅力的なレミオロメンの「スタンドバイミー」を紹介していきます。

アルバム「HORIZON」に収録!

【スタンドバイミー/レミオロメン】PVのロケ地は日本航空学園の滑走路?!未来へ希望が広がる歌詞を解釈の画像

レミオロメンの「スタンドバイミー」は、実はシングル曲としてはリリースされていません

しかし、なぜこれほどまでに広く知れ渡っているのでしょうか?

というのも、この楽曲「au 2006 SUMMERキャンペーン」のタイアップソングに起用されたのです。

きっとこれを読んでいる人の中にも、「知ってる!」となった人は多いでしょう。

ちなみに、「スタンドバイミー」は、2006年5月17日にリリースされた3枚目のアルバムである「HORIZON」の1曲目に収録されました。

タイアップに起用されたのは、このアルバムが発売された後ではありますが、リード曲としてアルバム発売前にはラジオ各局や音楽番組にて猛プッシュされていました。

つまり、リリース以前からリリース後まで、プッシュのだったわけですね!

これだけ多くの人の耳に触れる機会が多ければ、広く知られているのも頷けます。

そして、それはセールス面にも顕著に表れています。

なんとこのアルバムは、レミオロメンにとって初めてオリコンチャートで1位を獲得したアルバムなのです!

さらには、初登場から3週連続でそれをキープし、日本の音楽業界にレミオロメンの名を刻んだ大切な1枚になったのではないでしょうか。

同名映画の関係は...?!

【スタンドバイミー/レミオロメン】PVのロケ地は日本航空学園の滑走路?!未来へ希望が広がる歌詞を解釈の画像

ちなみに、「スタンドバイミー」と聞くと思い浮かぶのは、同名の映画「スタンド・バイ・ミー」です。

この映画は、1986年にアメリカで公開された映画です。

ストーリーは、4人の少年たちが線路をつたいながら、「死体探し」の旅に出る内容になっていて、名作冒険映画として名高い作品になっています。

そして、「もしかして、この映画と関係があるのかも...」と思った人も多いのではないでしょうか。

しかし、率直に言ってしまうと「関係はない」そうです...

爽やかで希望を歌う歌詞からは、一見関係がありそうにも感じる分、なんだか残念ですね...

次は、そんな爽やかさを象徴したようなPVに触れていきましょう!

PVのロケ地は日本航空学園の滑走路?!

残念ながら「スタンドバイミー」のPVをYouTubeで検索しましたが、公式の動画はアップされていませんでした。

しかし、このPVは、山梨県にある日本航空学園の滑走路をロケ地に使用したことで話題になりました。

滑走路をロケ地にするなんて、なんて壮大で素敵なのでしょうか!

ちなみに、余談ですが、この日本航空学園がある地は筆者の地元でもあります。

よく自転車でこの周りを走り回ったものです。

写真は、以下を参照してください。

このツイッターの埋め込みを見ると、気になる文章が...

なんとこの日本航空学園の滑走路は、PVのロケ地として使用されただけでなくライブも行なわれたのです!

またまたなんと素敵な試みでしょう!

ライブが行なわれたのは、2006年8月12日。

「レミオロメン SUMMER LIVE "STAND BY ME"」と称して行なわれたこのライブは、悪天候の中にも関わらず、約3万人を動員した伝説のライブとして伝えられています。

しかも、この滑走路でのライブというのは、日本で初めてのこと。

地元である山梨県を大切に想いながら、ちゃんとチャレンジをしたレミオロメンには脱帽です!

筆者は、ライブには行ってませんが、家までその音が漏れ届いてきたことをよく覚えています。

それでは、次に「スタンドバイミー」の歌詞に迫っていきましょう。

「スタンドバイミー」の歌詞を徹底解釈!

【スタンドバイミー/レミオロメン】PVのロケ地は日本航空学園の滑走路?!未来へ希望が広がる歌詞を解釈の画像

枕木 昼下がりの線路独り占め
コインと太陽が出会ってスタンドバイミー
夢見た冒険はいつでも炭酸の味
飛行機雲二列並んだ空の香り
塞ぎ込んでも仕方がなくて
掌の上雲が泳いでるよ

出典: スタンドバイミー/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

まずは、導入部分です。

いきなりタイトルになっている「スタンドバイミー」という言葉が出てきます。

気になるのは、その前とその後ろの歌詞で、「線路」「冒険」という言葉が出てきています。

これって、映画の「スタンド・バイ・ミー」では...と思ってしまうのも無理はないですよね。

内容としては、照りつける太陽の下、小銭を片手に冒険に出て行く少年が浮かんでくるような内容になっています。

僕らは風の始まりの音聞かないかい
涙は乾くよ夏の太陽で
飛び出せ 世界は広く深くそして限りなく
続いているのさ壁は僕らの中

出典: スタンドバイミー/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太