今日もわーわーわめき散らす
成長できない俺達が
この身に代えてでも守りたいものは
1円にもならない“信念”ってやつだったりするんだよ
出典: 友よ/作詞:GAKU 作曲:GAKU
主人公達は、何とかして今の時代に生き残ろうとしているのでしょう。
ですが結局それは進んでいるように見えて、暴れて騒いでいるだけでした。
今の状況に文句を言っているだけでは、確かに何も進みません。
主人公たちはそのことを、実はきちんと分かっているのです。
前に進めなくても成長できなくても、彼らには絶対に譲れないものがありました。
それが「信念」です。
時と場合によっては、その信念を捨てなければ前に進めないことがよくあります。
主人公達は成長を捨ててまで、信念を守ったのでしょう。
周りにとって彼らの信念は、価値がなくてつまらないプライドに見えるかもしれません。
しかし彼らにとってはとてもとても大事なものなのです。
前に進むことより信念の方をとったことから、どれだけ信念を大切にして生きているのかがよく分かります。
今の時代だからこそ愛を
答え無き時代に 惜しみない愛を
夢見て 打ちのめされて また夢を見るんだ
なぁ友よ 人生って最高だろう?
だからやめられないんだろう
出典: 友よ/作詞:GAKU 作曲:GAKU
今は明確な答えこそに価値を置く時代です。
それにしては、正解や不正解というはっきりとした答えがあるものって意外とありません。
正解も不正解もない問題に、世の人々は不毛な議論を重ねているのでしょう。
そんな冷たい時代だからこそ、温かい愛情が必要なのではないでしょうか。
愛情があるから、挫折してもまた立ち上がって頑張れるのです。
逆に愛情をもらわないと、人はどんどん自己肯定感が下がって卑屈になってしまいます。
愛情とは恋愛だけに限りません。
友情からくる愛だってあります。
友達が愛をくれる人生って、最高ではないでしょうか。
自分はどう見られたいか
関ジャニ∞はテレビでも露出の多いグループです。
テレビに出ているということはそれだけ人気がありますし、当然有名になります。
だから逆に、色々とあることないこといわれることも多いのではないでしょうか。
これは芸能人やスポーツ選手などにも当てはまる話です。
ですが、彼らはテレビに映っている姿が全てではありません。
2番の歌詞は、自分たちを見る他人の目に焦点を置いた話題になります。
簡単に自分を判断しないで
ダセぇ人間と笑われるのはいい
くだらねぇ人間と呼ばれるは腹が立つ
たかだか一画面くらいの文字数で
人を簡単に定義するなバカヤロー
出典: 友よ/作詞:GAKU 作曲:GAKU
テレビを始めとしたメディアの情報って、結構限られているものです。
しかし世間の人々は、メディアからその人のことを把握します。
その情報だけ見て、あれこれいってくる人は少なからずいるでしょう。
いわれた方はたまったものではありません。
そんな断片的な情報だけがその人の全てではないからです。
こんなほんの少しの言葉で、自分の人物像を勝手に決めつけられて批評されるのは腹が立つでしょう。
「バカヤロー」という言葉からは、世間の見方に対する怒りが込められているように感じられます。
どんな時代でも覚悟を
答え無き時代に 揺るぎない覚悟
夢見て 打ちのめされて また夢を見るんだ
なぁ友よ 人生って最高だろう?
だからやめられないんだろう
出典: 友よ/作詞:GAKU 作曲:GAKU
何かと世知辛い今の時代、メディアに映るような目立った行動をするなら相応の覚悟が必要です。
何度か挫折することだって覚悟しておけば、立ち直りも早くなります。
見ず知らずの誰かから突然批判されることも、覚悟しておけば無駄に傷つきません。
揺るがない覚悟をすること自体とても大変なことですが、決めておけば自分の道も進めるでしょう。
自分の道を歩めることも、とても素晴らしいことです。
反発してでも貫く信念があるのなら、覚悟は既に決まっているのではないでしょうか。
自分らしい人生を
やんややんやとわめき散らしながら 思いのままに生きてやれ!
出典: 友よ/作詞:GAKU 作曲:GAKU