Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) って、どんなユニット?

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)は、ユニット名にもあるようにR-指定とDJ松永の2人組です(以下、Creepy Nutsと表記します)。

MCのR-指定と、DJでターンテーブリストのDJ松永が2人で活動を始めたのは2013年でした。

その後、2016年にミニアルバム「たりないふたり」をリリース。続けて2017年2月に同じくミニアルバム「助演男優賞」を発売しました。

彼らは2017年の4月、「いつかのエキストラ、ライブオンステージ。」という全国ツアーの終盤で、大手のソニー・ミュージック・エンタテインメントから8月にメジャーデビューすることを発表します。

なおかつ、ソニー・ミュージック・エンタテインメント内でのレーベル、CREEPERS(クリーパーズ)を設立しました。

しかし、手続きなどのトラブルで遅れ、最終的に2017年11月22日にその名も「高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。」というシングルでメジャーデビューを果たしました。

みんなちがって、みんないい。/Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) の元ネタは?!歌詞紹介♪の画像

R-指定ってどんな人?

知らずにCDなどを見ると、購入するのに年齢制限がされているのかと思ってしまう名前ですが、本名を野上恭平という大阪出身のヒップホップMCです。

1991年生まれで、中学生の時に日本語ラップに目覚め、高校生の時にはサイファーやMCバトルに参加し始めます。

2012年にMCの全国大会、ULTIMATE MC BATTLEで初優勝すると、その後2014年まで連続優勝という偉業を成し遂げた実力派です。

現在ではCreepy Nutsやソロでの活動の他、BSスカパー!内の番組で行われるBAZOOKA!!! 高校生RAP選手権の審査員も務めるなど、活動の場を広げています。

みんなちがって、みんないい。/Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) の元ネタは?!歌詞紹介♪の画像

DJ松永について知りたい!

Creepy Nutsの片割れ、DJ松永1990年生まれのDJ、ターンテーブリスト、そしてトラックメイカーです。

DJ日本一を決めるDMC JAPAN FINALへの出場経験もあり、若手の中でもトップクラスと言われています。

ソロでも、多数のアーティストを客演に招いた「DA FOOLISH」、「サーカス・メロディ」などをリリースしました。

また、ヒップホップグループHilcrhymeTOCの専属DJも努めています。

みんなちがって、みんないい。/Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) の元ネタは?!歌詞紹介♪の画像

みんなちがって、みんないい。この素朴なタイトルの曲の内容は!?

「みんなちがって、みんないい。」は「たりないふたり」に収録されている5曲中の1曲です。

こちらのミニアルバムは、最初の作品だけあり、2人の尖った感性と自虐的なメッセージが詰め込まれていると、ファンからも高く評価されています。

本来「みんなちがって、みんないい。」とは、大正〜昭和の童謡詩人、金子みすゞの詩のタイトルで、本来は「人はみんな個性があって、それが良い」というほのぼのとした内容ですよね。

しかし、もちろんCreepy Nutsの2人にかかれば、そんなにストレートな意味の楽曲にはなりません。

曲中では他のラッパーのモノマネをしており、それがまたよく出来たパロディに仕上がっていると話題になりました。

みんなちがって、みんないい。/Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) の元ネタは?!歌詞紹介♪の画像

MVはこんな感じ!

ここで動画を紹介しますね。

Creepy Nutsの2人も周りの人も、目を隠して不穏な感じを醸し出しています。

たまに目隠しがちらりと外れるところが憎い演出です!

ラップ好きな人なら、聞きながら誰の真似か当てるのも面白いです。

「みんなちがって、みんないい。」の歌詞を見てみよう!元ネタと噂されているのは?

では、いよいよ歌詞を見てみましょう。

いくつかポイントになる箇所を抜粋して解説します。

出だしから皮肉たっぷり!

How many MC...
みんなちがって、みんないい。そのとおーり
俺はMC 有能なヤングMC You know? 勇猛果敢な手口
フリースタイル サイファーで練習してるし
バトルの動画あさる研究熱心
7、8文字くらいビシバシ語尾合わせる
駆け上がるサクセスストーリー

出典: https://twitter.com/itk_chang/status/703375429713817600

最初は’How many MC’を畳み掛けてきます。

みんないいと言われても、ここは揶揄しているのか、意外と本気で言っているのか分かりにくいところですね。

自分をデキると言っている若者ラッパーの人たちをディスっているようですが、さりげなく練習する彼らを褒めているようにも聞こえます。

若いCreepy Nutsの2人が言う若者、つまり高校生くらい新進ラッパーたちのことを歌っているのかもしれません。

巷では、R-指定が審査員をしている高校生RAP大会で出てきた言xTHE ANSWERのパロディではないかと言われています。