コブクロ「ここにしか咲かない花」

コブクロ「ここにしか咲かない花」の歌詞検索!再生回数と動画ランキングは?の画像

コブクロの「ここにしか咲かない花」は通算11枚目のシングルで、2005年5月に発売されました。

10枚目のシングルである「永遠にともに」から7ヶ月ぶりのシングルで、テレビドラマ「瑠璃の島」の主題歌として起用されたことでも話題になりました。

歌詞に出てくる「あけもどろ」ってどういう意味?

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「ここにしか咲かない花」は主題歌となったドラマ「瑠璃の島」の舞台である鳩間島に実際に行って感じたことを歌詞にした楽曲です。

そんな「ここにしか咲かない花」の歌詞には「燦然と輝くあけもどろ」という歌詞がありますが、「あけもどろ」とは、明け方の空が朝日に染まり始める美しい様子を意味する沖縄の古代歌謡の中にある言葉だそうです。

舞台である沖縄にちなんだ美しい言葉で表現しているところがすごいですよね。

気になる動画再生回数ランキングは?

残念ながらワーナーミュージック・ジャパンの公式チャンネルの中にコブクロの他の曲はあるのですが「ここにしか咲かない花」のMVがなく、再生回数と動画再生回数ランキングを調べることができませんでした。

しかし、「コブクロ ここにしか咲かない花」で検索してトップに出てくる上の動画は、再生回数8,535,472 回(2017年8月20日現在)とかなりの人気です。

公式のMVがあればさらに人気が出ることでしょう。

シングルランキングでは?

動画ランキングを掲載できなかったので、別の数字からこの曲の人気を見てみましょう。

オリコンチャートの最高順位は、週間2位、月間3位で、2005年度の年間15位となりました。

この数字からも、「ここにしか咲かない花」がどれだけ愛されている名曲かわかりますね。

コブクロ「ここにしか咲かない花」の歌詞を検索!

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コブクロの名曲、「ここにしか咲かない花」の歌詞を検索してみました。

沖縄の美しい景色を思い浮かべながら、心温まる歌詞の世界を味わいましょう。

「ここにしか咲かない花がある」場所で

何も無い場所だけれど
ここにしか咲かない花がある
心にくくりつけた荷物を
静かに降ろせる場所
空の色映し出した
瑠璃色の海 遥かから聞こえる
あなたの笑い声はよく聞けば波の音でした
寂しさ隠せずにいるなら一人になればいい
囁くほどの声で呼んでいるのはいつも同じ名前

出典: ここにしか咲かない花/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

「何もない場所だけれどここにしか咲かない花がある」という冒頭の歌詞が印象的です。

離島で、住む人も少なく、何もないけれど、この場所でなければいけない理由があると感じさせるような場所なのです。

その場所に行けば、張り詰めた心を解きほぐすことができ、自然と、今は会えない大切な人のことを思い出すのでした。

「寂しさ隠せずにいるなら一人になればいい」という言葉からは、何も隠さずに、素直に泣いていいと誰かから言われているような、優しい波打ち際の景色が浮かびます。

別れた寂しさを思い出して涙する

あの優しかった場所は 今でも 変わらずに 僕を待ってくれていますか?
最後まで笑顔で(笑顔で) 何度も振り返り(手を振り)
遠ざかる姿に 唇 噛み締めた
今はこみ上げる 寂寞(せきばく)の思いに
潤んだ世界を拭ってくれる 指先を待っている

出典: ここにしか咲かない花/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

「優しかった場所」とは昔自分が離れた場所のことでしょう。

「何度も振り返り」「遠ざかる姿に」という歌詞から、進んで行く船や車の中から顔を出して見送ってくれる優しくしてくれた人々に何度も何度も手を振る姿が浮かびます。

唇を噛み締めている描写から、涙を流しながらその寂しさや悲しみを必死にこらえているのでしょう。

一見すると、別れの寂しさを歌った歌詞ですが、逆にいうと、別れがそれだけ辛くなるほど、大切な人たちがいる大切な場所だったということですね。

そんな心の中の大切な場所を思い出すような心の内が描かれる歌詞。

曲を作るために鳩間島に行った小渕さんも、海を眺めながら、大切な人を思い出して涙する、そんな時間を過ごしたのかもしれませんね。