結婚を祝福する曲

KinKi Kidsの堂本剛さんが作詞作曲

今回ご紹介する曲は、KinKi Kidsの堂本剛さんが作詞作曲をしています。

堂本剛さんは、ジャニーズ事務所の所属。

アイドルや俳優活動を行う傍ら、音楽活動も積極的に行っています。

堂本剛さんが作詞、堂本光一さんが作曲したKinKi Kidsの13枚目シングルB面「愛のかたまり」は有名。

知っている方も多いのではないでしょうか?

作詞作曲はこれまでも多くの実績があります。

そんな多才な堂本剛さんが今回、MISIAさんの曲を作詞作曲。

MISIAさんの歌声や音楽性に惹かれた堂本剛さんの方から、この曲を歌って欲しいと提供しました。

堂本剛さん自身も、ボーカルとして参加しています。

女性アーティストが歌う曲に、堂本剛さんがボーカルとして参加するのはこれが初めて。

MISIAさんの美しく伸びる高音と、堂本剛さんの独特の心地よい歌声が綺麗に重なった曲です。

結婚を祝福しこれからの未来に期待が込められている

MISIAさんの「あなたとアナタ (feat.Tsuyoshi Domoto)」は、結婚を祝福する曲です。

出逢えた2人は、恋人同士。

何億人といる人口の中で、たった2人が出逢い、恋に落ちこれから結婚をする。

その奇跡と、2人を温かく見守り支えてくれた周囲の人たちへ感謝をする気持ちが込められています。

結婚式にも歌いたくなるような、とても美しくきらきらしたメロディー。

MISIAさんと堂本剛さんも結婚を心から祝福しているように感じられます。

この先の、結婚する2人に広がる明るい未来に期待を膨らませているようにも感じられるでしょう。

とても素敵なこの曲の歌詞を、さっそく深掘りしていきます。

結婚は幸せと感謝、そして始まり

2人が出逢えたことすべてに感謝

あなたとアナタが
今ここに出逢えたこと
心の全てで 唱え合おう
ありがとうの中で

出典: あなたとアナタ (feat.Tsuyoshi Domoto)/作詞:堂本剛 作曲:堂本剛

ここでは、結婚する2人が永遠の愛を誓い合う様子を表現しています。

結婚式にはいろいろな様式がありますが、例えば教会で結婚式をした場合。

「健やかなるときも病めるときも、共に寄り添い生涯の愛を誓いますか?」

といった誓いを立てることがあります。

そのときは新郎も新婦も「はい、誓います」と答えるでしょう。

教会によっては讃美歌を歌うこともあるかもしれません。

そういった結婚式の儀式上で、新郎新婦が口にする言葉

これからの人生を夫婦2人で力を合わせて歩んでいくための約束

そのすべてを心からの気持ちを込めて「唱え合おう」と伝えているのです。

発する言葉は多様であっても、その一言一言にはすべて「ありがとう」の気持ちが込められています。

今2人が永遠の愛を誓えるのも、周りの人たちに支えられたからこそ。

自分たちを生んでくれた両親への気持ちもきっと込められているでしょう。

結婚式は、お互いの愛を誓いあうだけでなく、出逢えたことへの感謝の気持ちを伝える場でもあるのです。

誓いのキスは始まりの合図

いつものキスじゃなく
始まりのキスをして ほら
未来の扉を開ける合図を
口づけで鳴らして

出典: あなたとアナタ (feat.Tsuyoshi Domoto)/作詞:堂本剛 作曲:堂本剛

教会で結婚式を挙げるとき、誓いのキスをする場合が多いでしょう。

キスは、2人が出逢い恋人同士となったころから幾度となくしてきています。

キスにもいろいろなやり方や意味が込められているでしょう。

相手からの愛情を求めるキス、お互いの愛情を確認し合うキス、仲直りのキス。

いろいろあります。

その中でも、結婚式でするキスは特別な意味を持っていると伝えたいのでしょう。

それが未来の扉を開ける合図となるキスなのです。

結婚はゴールではなく新たな始まり

結婚願望が強い方の中には結婚がゴールになってしまう方もいるかもしれません。

結婚に強い憧れを抱き、そのために結婚候補を探して付き合うといったことも。

しかしそうやって念願の結婚ができても、長続きせず離婚に至ってしまいがちです。

この曲は、結婚はゴールではなく、新たな人生の始まりであるということを強調しているでしょう。

結婚式で交わす誓いのキスは、その人生の扉が開く合図

これから2人で歩む人生はどのようなものなのでしょうか。

苦しいこともときにはあるかもしれませんが、きっとそれも含めて充実したものになるでしょう。

そんな希望にあふれた思いが、この歌詞から感じられます。

扉が開く合図を口づけで鳴らす。

キスを口づけと言い換えていることで、やや意味深なニュアンスも含まれているでしょう。

堂本剛さんの言葉選びのセンスのよさがうかがえます。

感謝し笑顔を贈る相手、涙を堪える理由