中島美嘉といえば……
中島美嘉といえば、これまで数多くの人気曲を世に送り出してきたアーティストです。
代表作「雪の華」をはじめ、作詞を秋元康が手がけた「WILL」や「STARS」、またドラマ主題歌になった「LIFE」も人気です。
彼女は高音の歌声を繊細に響かせる歌唱法が特徴で、1回聞けばすぐに中島美嘉とわかる個性があります。
ファルセットが得意という彼女は裏声を綺麗に響かせることができるのも一つの魅力です。
結婚後初のシングル「花束」
順調な音楽活動を続けていた中島美嘉ですが、2010年に耳の病気を患い、治療のため音楽活動を一旦休止しました。
その後4ヶ月で復帰を果たしますが、その後も変わらずヒット曲をリリースしています。
そして2014年にバレーボール選手と結婚し、私生活でも順調のようです。
彼女はその後も音楽活動を続け、結婚後に初めてリリースした第一弾目のシングルが「花束」です。
玉置浩二の提供曲
中島美嘉の結婚後初のシングルとなった「花束」ですが、この曲の制作には大物アーティストが関わっています。
作詞・作曲を担当したのはロックバンド「安全地帯」のボーカル・ギター・パーカッションを務める玉置浩二です。
安全地帯といえば「ワインレッドの心」や「田園」などが有名ですよね。
中島美嘉は玉置浩二の歌う「花束」のデモテープを聞いた時に、それがすでに完成度が高く、自分で歌えるのか不安だったようです。
しかし歌ってみると自分の音域ともぴったりあって歌いやすく、良い曲に仕上げることができたということを語っています。
歌声の印象が変わった?
中島美嘉はデビュー以降、独特のファルセットを使って数々の名曲を生み出してきました。
しかしかつての彼女の楽曲は、その歌い方も相まって繊細さの裏側にどこか儚さや切なさのような「影」の印象を感じます。
ただ、今回紹介している「花束」では、結婚を経験したからなのかはわかりませんが、彼女の歌声に温かみが溢れているように感じられるのです。
歌い方は依然、中島美嘉スタイルを貫いているわけですが、それでもどこか雰囲気が異なって聞こえます。
ドラマ「オトナ女子」主題歌
玉置浩二と中島美嘉という人気アーティストがタッグを組んだこの「花束」は、ミュージックステーションなどの人気音楽番組でも披露され、一躍話題となりました。
さらに、この曲はフジテレビ系ドラマ「オトナ女子」の主題歌としても起用されています。
このドラマでは40代をすぎて、もはや「女子」とは呼べない年齢になってきた女性たちの恋や仕事での奮闘ぶりが描かれています。
「花束」は、時には笑い時には悔しさをにじませる、そんな「オトナ女子」の心の内を包み込むような楽曲に仕上がっているので、ドラマの雰囲気を底上げしてくれる楽曲となりました。
「花束」の気になる歌詞は?
「花束」は中島美嘉の歌い方や玉置浩二の楽曲制作のセンスによって、温かさを感じられる楽曲です。
「花束」は人に送るものですから、この曲のテーマは「深い感謝」なのではないかなと感じます。
歌詞を見ても「感謝」を表現するフレーズがしばしば登場するので、聞いていて幸せな気持ちになります。
今回は、そんな「花束」の歌詞に注目して紹介していきます!
あふれる涙を温かな花束にして
あふれる涙を
温かな花束にして
出典: https://twitter.com/marumo_yo/status/695191129512288256