この曲の冒頭は、中島美嘉の高音が綺麗に聞かせてくれる印象的な出だしとなっています。
「あふれる涙」を「花束にする」わけですから、きっと嬉しい気持ちを伝えたいということなのでしょう。
曲の最初だけでも優しいメロディーと中島美嘉の美しいファルセットによってこの曲の歌詞が印象付けられています。
「花束のような大きな感謝の気持ちを伝えたい」ということでしょうか。
見ず知らずのモノに 水を与えてくれて ありがとう!
見ず知らずのモノに 水を与えてくれて ありがとう
かえせるものは何もないけれど
出典: https://twitter.com/dio3219/status/672045911497818112
知らない人から親切にしてもらうと、なんだか心が温かくなりますよね。
「自分は一人じゃない」と感じることもできて、不安も薄れます。
「水を与えてくれた」というのは「手を差し伸べて応援してくれた」という風に解釈できますから、きっと元気がなかった自分を知らない人が励ましてくれたのでしょう。
「ありがとう!」と力強く言っていることからも、深い感謝の気持ちを感じ取ることができます。
あなたと あなたの まわりの 大切なモノ 全てを 想います
あなたと あなたの
まわりの 大切なモノ
全てを 想います
出典: https://twitter.com/dio3219/status/672045911497818112
サビに入ると、中島美嘉の代名詞とも言える高音メロディーが登場します。
親切にして貰ったお返しに、「あなたとあなたの周りにある大切な人や物のことを想います」つまり、「あなたのことも応援させてください」というようなことを伝えたいのでしょう。
人の世界は持ちつ持たれつです。
親切を受けたら相手にも返してあげたいと思うのが人の心ですから、このような温かいシーンを描いた楽曲は聞いていて心地よいですね。
あふれる涙を ゆるしてくれるのなら 花束にして
わたしと わたしの
まわりの 苦しみや痛み
全てを 笑って
あふれる涙を ゆるしてくれるのなら
花束にして
出典: https://twitter.com/LotusMika_219/status/855246424157560832
涙というのは「弱みの象徴」とも言える部分ですから、なかなか人に見せたくないこともありますよね。
しかしそれでも、気にせず「泣いてもいいよ」と言ってくれる人もいます。
そんな優しさを前に、「自分の弱さを許して受け入れてくれるなら、私もこの思いを返します」ということ伝えたいのでしょう。
まとめ
いかがですか?
中島美嘉の繊細な歌声が映えて温かな気分にさせてくれる「花束」は、結婚をした彼女の新たな魅力を引き出してくれています。
ぜひ一度、過去の曲も一緒に聴き比べ、中島美嘉ワールドに浸ってみてはいかがでしょうか。
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