在日ファンクとは?

在日ファンクは、浜野謙太さんを中心として結成された7人組ファンクバンドです。

”在日”という言葉は一般的に、日本に住む日本国籍を持たない人に対して使われる言葉です。ですが、在日ファンクのメンバーは全員日本人のようです。

ジェイムズ・ブラウンを彷彿とさせる在日ファンクの音楽は、日本にいながらファンクを再認識させようという思いがあるようです。

浜野謙太さんは元SAKEROCKメンバー

浜野謙太さんは、星野源さんが同じ高校の卒業生を集めて結成したインストゥルメンタルバンドSAKEROCKメンバーとしてトロンボーンを担当していました。

星野源さんの名前を出すと、星野源さんばかりに目がいきがちですが、浜野謙太さんはある意味星野源さんよりも存在感を放っていたと思います。

SAKEROCKは全てインスト曲だったので歌詞はありませんでしたが、浜野謙太さんのトロンボーンは歌っているようにも聴こえました。

在日ファンクでトロンボーンは吹いておらず、ボーカルを担当しています。

浜野謙太(1981年8月5日)
ボーカル担当
村上啓太(1981年8月11日)
ベース担当
仰木亮彦(1983年9月21日)
ギター担当
永田真毅(1980年3月10日)
ドラム担当
橋本“KIDS”剛秀(1982年7月19日)
サックス担当
ジェントル久保田(1978年2月2日)
トロンボーン担当
村上基(1985年8月23日)
トランペット担当

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/在日ファンク

在日ファンク「爆弾こわい」

【爆弾こわい/在日ファンク】メッセージが込められた歌詞の意味を解釈!PV &コードも紹介!の画像

「爆弾こわい」は、在日ファンクの2ndアルバムとして2011年9月にリリースされました。

アルバム同タイトルとなった楽曲「爆弾こわい」は3曲目に収録されています。

非常に強烈なタイトルですね。「真面目にふざける」と頻繁に口にしている星野源さんにも勝る勢いだと思います。

しかし、ふざけているだけではありません。楽曲自体とてもカッコいいし、かなりファンクしています。

PV紹介

「爆弾こわい」のPVになります。

クールというべきなのか、シュールというべきなのか。真面目にふざけているのはよく分かります。

ダンスもかなりキマっていて格好良いんですが、白のスーツでカメラ目線、真面目な表情にどうしても笑ってしまいます。

他のメンバーもあんまりイケてない感じが漂っていて、それら全体を通して在日ファンクらしさになっています。

重要なメッセージなのでは?

アルバムを手に取ってみても、タイトルを読んでも楽曲を聴いても分かるように、”爆弾こわい”の一点張りです。

真面目に音楽をやりながら爆弾こわいと歌い、ふざけているように思われるかもしれません。

ですがこの楽曲は、真面目に真面目をやっている風にも見えます。

真面目に音楽をやりながら、爆弾こわいと真面目に発言している。そのようにも考えられませんか?

本当は誰もが、爆弾に対してこわいと感じているはずです。ごく当たり前のことを歌詞にしているのです。

SAKEROCKでは伝えられなかった

「爆弾こわい」がリリースされたのが2011年9月で、SAKEROCKが解散したのは2015年6月でした。

つまり、「爆弾こわい」をリリースした時、浜野謙太さんは在日ファンク、SAKEROCKの両方に在籍していたことになります。

SAKEROCKの楽曲には歌詞が無いので、音楽でしか伝えることができません。一方在日ファンクは歌詞を伝って言葉でメッセージを届けることができるのです。

歌詞解説

平和のために…