1989年にリリースされた爆風スランプの楽曲

爆風スランプ【大きな玉ねぎの下で】歌詞を解説!若者には意味が分からない!?幼い恋の結末が切なすぎる…の画像

今回ご紹介するのは懐かしの名曲

爆風スランプの「大きな玉ねぎの木の下で」です。

爆風スランプと言えば「Runner」が代表曲ではありますが、他にも名曲が沢山ありますね。

この「大きな玉ねぎの木の下で」ももちろんそのひとつ。

1989年にリリースされた爆風スランプの15枚目のシングル楽曲です。

実はこの曲、4年前に発売されたアルバム「しあわせ」に収録されていました。

作った本人であるサンプラザ中野の思い入れのある曲だったのでしょうか。

4年後にリメイクし、シングルカットされた曲というわけですね。

ご存知の方も、そうでない方も歌詞の内容を知ったらきっと好きになると思います♪

是非最後までお付き合いください。

タイトル「大きな玉ねぎの下で」の「たまねぎ」とは?

玉ねぎは実は〇〇のことだった?!

爆風スランプ【大きな玉ねぎの下で】歌詞を解説!若者には意味が分からない!?幼い恋の結末が切なすぎる…の画像

「大きな玉ねぎの木の下で」というタイトルを不思議に思った方も多いのではないでしょうか。

まるで大きな栗の木の下でのパロディかなにかかと(笑)

しかし、実際はちがうようですよ。

詳しくはWikipediaに記載がありましたので引用します。

表題曲の題名の「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館(東京都千代田区)の屋根の上に載っている擬宝珠である。その擬宝珠が「大きな玉ねぎ」に見えるというところからタイトルが付けられた。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/大きな玉ねぎの下で_〜はるかなる想い

「擬宝珠」は、画像で検索してみるとわかりますが確かに玉ねぎに見えます。

だからって、なんの脈略もなく「たまねぎ」と付けるのはどういうことなのでしょうか?

「大きな栗の木の下で」に掛けているのか?

はたまた「たまねぎ」に何か意味があるのか?

ここは歌詞の内容を読み解くことで込められた想いが見えてくると思います。

歌詞はこのあとじっくりと読み解くとして、まずは実際の映像を観てもらいたいと思います!

ライブ映像で当時の空気感を感じてみよう

28歳のサンプラザ中野が歌う武道館LIVE映像

武道館でのLINE映像を観ていただきました。いかがでしたか?

まず思ったのは「めちゃめちゃ若い!!(笑)」。

2019年現在、ヴォーカルのサンプラザ中野はなんと58歳です。

今から30年も前の楽曲なので、この映像の頃は28歳ですね!

サングラスの下の表情こそわかりませんが、カッコいい。

そして演奏に入る前のMCで、この曲のストーリーを語っていますね。

まだ爆風スランプのライブもお客さんがチラホラとしか集まらなかった時代。

LIVEではもちろん満員のお客さんで埋め尽くされていますが、どんなアーティストでも1度は通る道。

そんな時に「武道館で会おうね」って約束をしていた女の子との恋を歌った曲です。

切ないバラードが心地よくて、しっかりと歌詞に想いを馳せてみるとまるでその情景が浮かんでくるよう。

武道館の「擬宝珠」も画像で見てからこの映像を観ると、また感じ方が変わってきますよ。

現在のサンプラザ中野はこちら

YouTubeには2017年に歌う「大きな玉ねぎの木の下で」もアップされていました!

当時の歌声とも比較できるので、ぜひこちらも見てみてください♪

28歳の頃とは違った雰囲気が感じられます。

歌詞を考察

それでは、ここからは「大きな玉ねぎの木の下で」の歌詞を見ていきましょう!

”たまねぎ”に見立てた「擬宝珠」。そして武道館。

切ない恋の物語はどんな結末を迎えるのでしょうか。

恋の相手はまだ会ったことのない文通相手