Aimerのデビューイヤーにリリースされた1曲!「BLEACH」でも話題を集めた「Re:pray」

Aimer【Re:pray】歌詞を解説!愛しているのに…決意の別れに涙…アニメ「BLEACH」ED曲の画像

今回紹介するのはAimerがデビューイヤーの2011年12月14日にリリースした2ndシングルの表題曲「Re:pray」です。

この曲は人気アニメ「BLEACH」のエンディングテーマになったことでも話題を集めましたね!

デビューシングルから数えて、この年も数多くの楽曲がタイアップに選ばれたAimer

新人アーティストとしてのスタートダッシュもバッチリといった感じだったのではないでしょうか。

幻想的なジャケットアートワーク

ちなみに「Re:pray」はジャケットアートワークに関しても高い評価を得ているんですよ。

その内容は暗い夜の海をバックに割れた鏡の破片が散りばめられ、ネオンの光のような文字のタイトルが反射するというもの。

白いワンピースを身にまとったAimerも含めてなんとも幻想的なイメージに仕上がっています。

アートワークが、ヨーロッパ最大規模の写真コンペ「PX3」の音楽部門で銀賞を受賞。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Re:pray/寂しくて眠れない夜は

冬らしく暖かな気持ちをくれるバラード

「Re:pray」はリリースされた12月という寒い季節に寄り添った、暖かな気持ちをくれるバラードナンバー。

もちろんどんな季節にもそぐうような楽曲ではあるのですが、Aimerって冬がよく似合いますよね。

歌声にしてみても、言葉で表すなら「冬」「夜」のようなしっとりした印象。

彼女自身一番好きな時間帯が夜だという話もありますし、やはりそういった人間的な部分が歌声に表れているのでしょうね!

MVで描かれるのは二人での生活を余儀なくされた幼い兄妹

アニメからこの楽曲を知った方は、きっとMVをご覧いただいたときにまた違った印象を覚えたのではないでしょうか。

音楽と同時に流される映像によっても印象がガラッと変わることを思うと、楽曲にとってのMVの重要性が垣間見えますね。

描かれていたのは母親が出ていってしまい、兄妹二人での生活を余儀なくされた子供たちの物語。

仲の良い二人の様子が微笑ましい場面もたくさんありましたが、至る所で母と三人で過ごした思い出が蘇ってくる描写が登場し涙を誘います。

最後のシーンで夜の街へ消えていった兄妹二人には一体どんな未来が待っているのか。

ただただ「母親が早く帰ってくるといいな」という気持ちで胸がいっぱいになります。

タイトルに込められた「何度も祈る」という意味にも通じる

「Re」は再びという意味、そして「pray」は祈り。

タイトルの「Re:pray」に込められているのはきっと「何度も祈る」という意味です。

それと同じように、この兄妹も母の帰りを何度も祈っていたのではないでしょうか。

ちなみにタイトルが「Re:pray」になったのにはもう一つ理由があるんですよ。

この曲は、2010年に開催されたレコチョクの新人発掘オーディション「レコチョクオーディション」の最終審査にて、ファイナリストが歌唱した審査対象曲「pray」を原曲としている。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Re:pray/寂しくて眠れない夜は

なるほど、元々はオーディションの審査のために作られた曲だったのですね!

「pray」をリアレンジしたものだから「Re:pray」。

タイトルの成り立ちにも様々な意味が込められていて興味深いですね。

MVや楽曲からその世界観を味わっていただいたということで、歌詞の内容もいよいよ気になってくるところです。

ここからは本題の歌詞について、順を追って解釈を進めて参りましょう!

去って行く後ろ姿を見送る主人公…彼女の祈りとは

青信号が別れの合図