とにかく彼の事を忘れようともがく彼女。
なかなか切ないです。
あなただらけというくらいですから、彼がいることが当たり前の世界にいたのでしょう。
もしかしたら同棲をしていたのかもしれません。
だとすればすぐに忘れるのは難しいでしょう。
「忘れ方なら覚えている」という事は男性と別れるのは初めてではなさそうです。
また赤い涙を飲み干すとは、深読みすれば流血ということでしょうか?
大黒摩季流のロックな表現です。
これが本当ならば相当追い詰められてますね。
ワイングラスなら試したことはありませんが、簡単に割れそうですし。
危険ですので、もし男性に捨てられても真似はしない方がよさそう・・・。
チョット待ってよ Good-Bye
映画のように奇麗な余韻で
あの娘守り通した
あぁ 自分が見えなくなる
出典: チョット/作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎
あの娘とは彼の浮気相手?
2回目のサビです。
彼的には、映画のようなロマンティックな雰囲気で別れを告げれたつもりかもしれない。
優しい言葉をかけるぐらいですから。
下手すれば自分に酔っているかもしれない。
あの娘とは彼の浮気相手でしょう。
自分ではなく浮気相手を選んだ彼。
彼女の気持ちは察するに余りあります。
ありがちなシチュエーションですが、ダメージは大きいでしょう。
弱さ殴る 激しい Rhythm
鏡の中 泳ぐ幻
優しい男の背中は
氷のように冷たい
そばにいれば嫌いになれたかもしれない
叶わない程 捕われる
出典: チョット/作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎
彼の幻影を追いかける
彼に対する思いを振り切ろうと奔走する彼女。
それでも鏡を覗けば、そこに彼の幻影を見てしまいます。
なかなか辛そう・・・。
彼のことがどうしても忘れられない状態が上手く表現されています。
現実に彼が側にいれば、今度こそ嫌いになれるのに!
しかしその想いはかないません。
切ないですね。
チョット待ってよ Good-Bye
過去を責めても あなたは帰らない
過ぎ行く季節のままに
きっと 未来を探しだすの
出典: チョット/作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎
なんとか立ち上ろうとる彼女
ここでようやく、振られた過去とさよならをする決意をします。
いくら後悔をしても彼は戻ってくるわけではないのです。
彼は浮気相手を選んだわけですから。
これでようやく「時間が解決してくれる!」と吹っ切ることができました。
聴いている私たちも、ほっと胸をなでおろせる瞬間でもあります。
イイ男が見つかることを祈りたい・・・。
それでもやっぱり彼のこと忘れられない女心
チョット待ってよ Good-Bye
途方に暮れる真夏を見つめて
恋に灼けた躰を
今 抱き寄せるしか出来ない
チョット待ってよ Good-Bye
優しい声で卑怯な逃げ方
傷付けて欲しかった
もう 二度と愛せないように
出典: チョット/作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎
あれだけ失恋を乗り越えようとしていた彼女ですが、やはり難しかったようです。
ここで「真夏」というキーワードが。
ここでこの切ないストーリーの季節が夏だという事がわかりました。
夏というと、燃え上がる恋を楽しむ季節ってイメージがあります。
推測ですが、彼はひと夏の浮気をしてしまったのかもしれません。
夏は誘惑が多い季節ですからね。男性は特に要注意です。
個人的には「早く立ち直ってイイ男を見つけて!」と思わずにはいられません。
カラオケでばっちり決めたいラップ部分
話が少し脱線します。
大黒摩季はカラオケで盛り上げられる曲が多いアーティストでもあります。
もちろん「チョット」も例外ではありません。
ただこの曲、実は難易度が高め。
というのも一カ所だけラップ部分があるんです。
曲の最後サビが2回繰り返される直前にあります。
これをカッコよく歌いきるのはかなり難しそうです。
早口なのでついていくのが大変。
それではラップ部分を載せますので、是非カラオケで参考にしてみて下さい。
裏切る恋は純粋なBeauty
わかっちゃう私 仕方ないCry Cry
こればっかりは天地災害
自分責めたって愛してない
堪え性のないヤサ男って
若気の至りで諦めよう
傷ついたなんて思わない
ありがとうなんて
絶対言わない!
出典: チョット/作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎