心地よい音の波に揺られて…ceroのサウンドに癒されよう
2016年、あの人気番組『SMAP×SMAP』への出演で一目脚光を浴びたcero。
ムーライダース鈴木慶一からも寵愛を受ける、若き才能を秘めたシティポップユニットです。
時折甘くムーディな雰囲気を醸し出しながらも、どこまでも優しい彼らのサウンド。
そんな彼らの楽曲の中でも、特におすすめの10曲を今回はランキング形式でご紹介致します。
穏やかに包み込まれるような彼らのシティポップサウンドで、たまには日々の疲れを癒しませんか?
第10位:ムーディなサウンドの虜…人気曲【Orphans】との両A面曲!
【夜去】
まず第10位にご紹介するのは【夜去】。
曲の読み方は『ようさり、よさり』となります。
夜が去る、と書きますが言葉の意味としては『夕暮れ、宵の口』を示す不思議なこの言葉。
メンバーの高城が道端で見かけたお寺の格言が曲名の由来となっているそうです。
タイトルの通り、橙色の夕陽が徐々に紫から濃紺になってゆく美しい空をイメージして作られたこの曲。
歌詞も、まるでおとぎ話のような冬の日の逃避行を歌ったロマンティックなものとなっています。
寒い冬の日に温まりながらゆったり聴きたい1曲ですね。
第9位:シングル【街の報せ】B面曲!色褪せた世界の美しさを歌った1曲
【ロープウェー】
第9位はシングル【街の報せ】より【ロープウェー】。
穏やかな浮遊感のあるサウンドに癒される楽曲となっています。
【街の報せ】が12インチレコードで再販された際に作られたこの曲のMVも併せてぜひご覧下さい。
映像を通してモノクロの8ミリフィルムで撮影されたというノスタルジックな作品となっています。
歌詞で歌われている『色のない世界』は、もしかしたら過去の風景を表しているのかもしれません。
人の一生がとめどなく進んでいく情景を歌ったこの曲。
過ぎ去った過去の風景がこんなにも美しく見えるのかと思う日が、誰しもいつか必ず訪れるのでしょう。
第8位:賑やかで愉快なサウンドに足も弾む♪元気を貰えるポップなこの曲
【マウンテン・マウンテン】
第8位にランクインしたのは【マウンテン・マウンテン】。
アルバム『My Lost City』に収録の1曲です。
イントロの打楽器の賑やかなサウンドが印象的なこの曲。
曲のタイトルの通り、わいわいとピクニックで山登りをしているような楽曲となっています。
実はこの曲、YouTubeに可愛いアンオフィシャルなMVがアップされたことでも一時期有名になりました。
映像を作ったのは、ceroのメンバーとも親交のある映像ディレクターの代田栄介。
曲のイメージにぴったりのポップで可愛いミニチュアを用いて撮られたMVです。
仲の良い彼らならではの作品となっていますね。
興味のある方はぜひそちらも併せて見てみて下さい。
第7位:震災で一躍有名に?非日常な夜をメロウに歌ったあの曲
【大停電の夜に】
第7位はアルバム『WORLD RECORD』収録の【大停電の夜に】。
アルバムリリースは2011年1月だったのですが、この曲が注目されたのはその年3月に起きた東日本大震災の時。
この曲で描かれた停電の夜の情景が多くの人からの共感を呼び、一躍注目を浴びることとなりました。
私たちが普段何気なく暮らしている日常。
その毎日の景色は、一度明かりを失っただけで一変します。
いつもは意識もしないような周囲の音や空気の匂い、温度。
それらを鮮やかに描いた歌詞が、メロウなサウンドの中で歌われています。
深夜の街の景色がゆったりとした浮遊感あるサウンドにとてもマッチしたMV映像も要チェックです。