『ロンリープラネット』について

【ロンリープラネット/やくしまるえつこ】感想まとめ♪独自の感性が光る歌詞の意味を徹底解釈!動画あり!の画像

まず、やくしまるえつこ楽曲『ロンリープラネット』の発売日や収録作品など、概要について紹介します。

2012年9月にシングルとしてリリース

相対性理論のボーカルとして知られるやくしまるえつこ。やさしくささやくような透明感のある歌声が彼女の魅力です。

そんな彼女の楽曲である『ロンリープラネット』は2012年9月に両A面シングル『ヤミヤミ・ロンリープラネット』としてリリースされました。

『ロンリープラネット』は、なんと16分弱という大作です。

ギターに小山田圭吾(Cornelius)、ドラムとプログラミングにJimanica、プログラミングとパーカッションにzAKなど、参加メンバーがとにかく豪華

電子音がやわらかくサウンドが心地良く、まったく曲の長さが気になりません。相対性理論とはまた違った魅力があります。

NHKの『みんなのうた』で話題になった『ヤミヤミ』も素晴らしいので、ぜひシングルで聴いていただきたい作品です。

アルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』に収録

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2013年4月にリリースされたアルバム『RADIO ONSEN EUTOPIA』にも、『ロンリープラネット』は収録されています。

そのため、シングルではなく、アルバムでこの曲を聴けば良いと思う方も多いでしょう。

しかし、シングルとアルバムではバージョンが異なります。

アルバムバージョンも大友良英をはじめ、参加メンバーはやはり豪華です。こちらの方が、アップテンポでキーも高く盛り上がりを感じます。

アルバム全体で聴くと、9分半にまとめられたアルバムバージョンがとてもしっくりきます。

シングルバージョンはよりサイケデリックで浮遊感があり、浸っていたいような気持ち良さを感じるでしょう。

どちらも甲乙つけ難い魅力があるので、ファンの方はどちらもチェックすることをおすすめします。

リスナーの感想は?

実際に『ロンリープラネット』を聴いた方からは、「宇宙と地球のやりとりを感じる歌詞」「なめらかなサイケが心地良い」などの感想が見られます。

「宇宙規模のスケール感がありながらも、突然あらわれる庶民感覚が面白い」いった感想もあり、やくしまるえつこの世界観にハマる人が続出です。

『ロンリープラネット』は、やくしまるえつこのアーティストとしての才能の大きさを感じさせる名曲と言えるでしょう。

歌詞の意味を解釈

次に、『ロンリープラネット』の歌詞の意味を解釈していきます。

宇宙を旅している?

Hello, Sound Only
マイクチェック、ワン・ツー
ちょっとだけロンリー
すぐに帰る帰る帰る

Hello, Souod Only
マイクチェック、ワン・ツー
今日は何曜日?
I’ll I’ll I’ll I’ll be Home

出典: ロンリープラネット/作詞:ティカ・α 作曲:ティカ・α

相手に対して呼びかけている歌詞です。ライブのサウンドチェックのような雰囲気もあります。

ちょっとだけ孤独を感じていると告白して「すぐに帰る」と伝えています。

映画ドラマであればこのようなセリフを口にする時には、本当はすぐには帰れない場合が多いですよね。

そっちの暮らしはどうだい 地球は青いまま?
とんととんととんととんととんと 目視もできなくなって
水金地火木土天海冥 レンズ越し覗いて
なすすべもなくただ便りを待つよ

出典: ロンリープラネット/作詞:ティカ・α 作曲:ティカ・α

プラネットは惑星のことです。惑星は太陽などの恒星の周りを回る星を指します。

地球にいる人に向かってメッセージを投げかけているので、宇宙にいることがわかります。もしかすると、違う惑星まで来たのかもしれません。

しかし、レンズ越しに太陽系にあるすべての惑星の名前を言っているので、他の惑星ではないことがわかります。

地球を離れて、宇宙を旅しているのではないでしょうか。

SFチックな歌詞

こっちの暮らしはboredom 地球は今氷河期?
とんととんととんととんととんと 気配も感じなくなって
一・十・百・千・一万光年 指折り数えて
なすすべもなくただラジオを聞くよ
こっちの暮らしはboredom ひとっこひとりいないや

出典: ロンリープラネット/作詞:ティカ・α 作曲:ティカ・α