散らかった屍(しかばね)で 退路さえ見失うような
生き様になんて 今更ひとつの興味もない
今はここで 絶望を置き去りに

出典: Edge of Days / 作詞:HIKARI 作曲:HIKARI

堕ちるところまで堕ちたのなら、あとは必死に這い上がるだけです。

不安な気持ちに襲われるのは、生きていくうえで極自然なことでしょう。

思いがけず道に迷ってしまったときは、一旦引き返す勇気が時には必要かもしれません。

180度方向転換。

すると、今まで気付けなかったが見えるかもしれません。

希望に向かって歩み始めたとき、また新たな道が広がることもあるでしょう。

過去からの脱却

足跡

価値などない星屑に 名前を付けて飾った
並べた言葉の数で贖(あがな)えると信じた
いつの間にか絡み付いてたこの鎖を
引き摺って(ひきずって)生きて行けない

出典: Edge of Days / 作詞:HIKARI 作曲:HIKARI

良かれと思いながらしてきたことは、すべて無意味だったのかもしれない…。

そんな風に、過去の歩み全てを全否定したくなるときもあるでしょう。

立ち直れなくても、自分を責めないことです。

思い込みから解放されたことで新たな扉が開かれ、前進できることもあるはずです。

この先、どんなふうに歩めばよいのかと自信が持てなくなってしまったときは…?

一旦、時の流れに身を任せてみるのもひとつの手かもしれません。

時間がかかったとしても、最終的に理想とするゴールへ辿りつければ納得できるのではないでしょうか。

ゴール地点から歩みを振り返ったとき、曲がりくねった道にはしっかりと足跡が刻まれているはずです。

歩み続けなければ、足跡は途絶えていたに違いありません。

こうして遠回りでも理想郷へ辿りついたとき、足跡の全てが尊く思えるでしょう。

熱情

誰の叫びもエールも今は聴こえない 罪や罰も怖れない
放つ想いはMillion 果てない夢に 全てを捧げて
いつの日か 世界に僕だけのRealを
刻み付けるEdge of Days

出典: Edge of Days / 作詞:HIKARI 作曲:HIKARI

終わらない夢に向かって、熱い想いが溢れます。

一度地獄を経験したあとはもう、怖れるものなんて何もありません。

いま、できること。いま、やるべきこと。

失敗を恐れず、自信をもって生きていく決意を固めました。

どんなゴールが待ち受けているのかなんて、誰にもわかりません。

未来への理想を描きながら、“いま”自信を持って歩むことが大切でしょう。

新境地へ

意志

何もかもが時の流れに
風化するとしたって信じていたい
Oh 願いはOne way 今はまだHalf way
それでもいい きっと掴み取ると

出典: Edge of Days / 作詞:HIKARI 作曲:HIKARI

自分の世界に閉じこもってばかりでは、何も解決しないでしょう。

自分は何がしたいのか。何が足りないのか。どこへ向かっているのか。

迷いながらでも一歩前へ進むことで、理想の世界へと近づく可能性が広がります。

一念発起しても、最初のうちは何もかもが中途半端に思えるかもしれません。

それでも過去のトラウマに縛られず、負のスパイラルから抜けたことには大きな意義があるはずです。

あの時に思い描いていた輝かしいゴールを目指して。諦めかけていた夢へと向かって…!

指針

どんな嘘や痛みも切り裂いて行く 胸に光がある限り
賭(と)した絵札はJoker もう迷わない 今だけを信じて
この広い世界に僕だけのRealを
刻み付けるEdge of Days

出典: Edge of Days / 作詞:HIKARI 作曲:HIKARI

過去に犯した過ちにより、一度は奈落の底まで落ちました。

しかし、どんなに傷ついても僅かな希望を捨てませんでした。

それは、何故でしょうか?

過去に自分に誓った約束があったことを思い出したのです。

その約束とは…?

進路のことや仕事のこと、大切な人とのことかもしれません。

歌詞のなかに、明確な答えは記されていないようです。

この歌を聴いている貴方が思い描く夢や希望こそが、主人公の交わした約束と重なるのかもしれません。

どうなるのか分からない将来を案じても、なんの意味もないでしょう。

現実から目を背けず、いまの自分を見つめ直してを向くことが何より大切なのではないでしょうか。

渦中で淀んでいる自分に勇気を与えてくれる応援ソング