サビの歌詞
眩しかった心を 君は恥ずかしがって隠すけど
きっとそういうもんじゃないんだよ 開いて 包んでみてよ
誰がなんて言ったって 人は人を愛するんだって
それが一番気持ちいいんだって 僕は思うわけです
出典: そりゃ君が好きだから/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
誰かを愛する時間が一番心地いい。
恋をしているときは、なんだかふわふわしたような感覚になったりしますよね。
そんな恋をすることの幸せを歌っています。
好きな人を愛することが人にとって一番の行為。
恋する男の子の純粋すぎる気持ちが、聴いていると自然と笑顔がこぼれてしまいそうなほど温かい歌詞ですね。
2番の歌詞
君と出会うまでの奇跡など 僕のモノじゃなくていい
君のために使いたい そんな奇跡に会いたい
出典: そりゃ君が好きだから/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
君と出会い、一緒にいられることの奇跡。
僕にとってはこれ以上の幸せはなく、他の奇跡なんていらないくらいそれで充分なことなのです。
これから起こる奇跡だって、君のためなら僕の奇跡をすべて捧げられる。
僕に起こる奇跡は、すべて君につながっていて、君のためでもある奇跡であってほしい。
人生の中で誰しもが一度は「奇跡が起こって欲しい」と願うものです。
でも、それほど望む奇跡さえも、”君のために使いたい”。
好きな人を大切に想い、どれだけ愛しているのかが伝わってくる歌詞ですね。
この想いが 消える時は この僕がこの世から消える時
こんなことさえ言えちゃう 君と僕が好きだから
出典: そりゃ君が好きだから/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
僕にとっては、「君を愛している」ということこそが僕のすべてです。
それはつまり、君への愛が僕のアイデンティティのようなものになっているということです。
君への想いが消えてしまえば、僕はアイデンティティも失い、存在ごと消えてしまうようなもの。
君という存在や君への愛が、僕の命そのものとなっているのです。
汚しちゃった言葉が いつか僕を輝かせるんだ
君のために使う「愛している」 このためにあった言葉
隠しちゃった心は いつのまにか君が持っていて
二人キスする時 僕が目を閉じている隙に そっと唇に戻してくれるんだ
出典: そりゃ君が好きだから/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
「愛している」という気持ちや言葉は、君のためにあったんだ。
そんなことを言われれば、女性は思わずドキッとしてしまいますね。
自分が持つ「愛」というもののすべてを自分に向け、捧げてくれているんだと思わせてくれます。
そんな素直で真っ直ぐな僕に対して、彼女はなかなか愛を隠して伝えてくれないようです。
でも、想い合っている2人であれば、キスをすれば「好き」が伝わってくる。
いつも想っていてくれることがわかる。
そんな幸せすぎる理想の2人が描かれた歌詞となっています。
最後のサビ
眩しかった想いが いつか僕だけにハニかむんだ
きっとそういうふうなもんなんだ そのための今なんです
僕は思うわけです
そうやって死んでいきたいです
出典: そりゃ君が好きだから/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
今は恥ずかしがって隠される君からの愛も、僕のところに真っ直ぐ届く日が来る。
2人で築きあげていく日々は、きっとその日につながっている。
君と僕との、愛し合い続ける未来を思い描くような心情が表現されています。
君を愛し、想い尽して、そして死んでいけたら僕は本望。
僕の、愛も人生も命もすべてを君に捧げたいという気持ちが伝わってきます。
シンプルで純粋な歌詞なのに、僕の深い愛が余すことなく感じられるのです。
ツンデレな彼女?
この曲では、彼女は恥ずかしがりやでちょっとツンデレなのかな?と想像させる歌詞が描かれています。
「そんなのハゲだよ」と君は洩らすけど
まずハゲてねぇし フッサフッサだし
あっちそっちどっとモンチッチー
どこで何やってる?君の「愛している」
出典: そりゃ君が好きだから/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
たとえば2番のサビ前の歌詞では、彼女のちょっと毒舌な部分も伺えます。
君からの「愛している」を探しているところからも、あまり愛情表現をしてくれないのかもしれません。
他の部分でも、”心を恥ずかしがって隠す”姿などが描かれています。
しかし、キスをすれば気持ちが伝わってくる、ということからも、彼女も僕を愛しているのです。
なかなか好きという気持ちを伝えられず毒舌な部分もあるけれど、ちゃんと好きでいてくれることが伝わってくる。
そんなとてもかわいい彼女の姿が描かれています。
ただラブラブというだけでなく、素直な彼とツンデレな彼女という2人のそれぞれの姿が見えるような歌なのです。